中華風世界だけでも、許せない事態が起きた。
「第9回カクヨムWeb小説コンテスト」応募作
『後宮の悪魔』〜時空を遡るシリアルキラーを追う敏腕刑事が側室(👩)に堕ちた件について〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330653057581096
作者 雨 杜和
第1章
中華風世界だけでも、許せない事態が起きた。
https://kakuyomu.jp/works/16817330653057581096/episodes/16817330663792700623
※誤字脱字・構文など
> あのシリアルキラーを追い詰めたとき、俺はビルの屋上から落ちるというヘタを演じた。
⇒「
> 警察大学校の時代から、俺は骨の髄から髄まで警官として、自らを律してきた。
⇒「骨の髄から」と『骨の髄まで」がごっちゃになっていますね。どちらか一方で問題ありません。使い分けとしては「骨の髄から」はそこ(骨髄)が起点となって外側への言及なのに対し、「骨の髄まで」はそこ(骨髄)が終点となって内側への言及であることです。
「骨の髄から」は生まれつきのもの、性分を語るのに使います。
「骨の髄まで」は後天的に染み込んだもの、環境を語るのに使います。
>男は白いエプロンのようなもので前後をおおって、ヒモで腰でゆわえた姿だ。
⇒「ヒモで腰にゆわえた姿だ。」「ヒモを腰で結わえた姿だ。」のいずれかですね。
>「畏れながら、姫君さまは、頭をお打たれになられました。
⇒「打たれ」が打つの受身形で尊敬の活用でもあります。「なられた」がなるの受身形で尊敬の活用でもあります。「お〜になる」は尊敬語の基本形です。
つまりここだけで3つの尊敬表現がごちゃまぜになっていますね。
「頭をお打ちになりました。」「頭を打たれました。」のいずれかでかまいません。
ただ、慇懃無礼な物言いを強調する手段として、あえて重複させている場合は原文ママでもかまいません。
> 医官が左手首が触れ、妙に柔らかい指の感触に、げっとなったからだ。
⇒「医官が左手首に触れ、」「医官に左手首が触れられ、」のいずれかかなと。
(1)>「姫さま」
(2)>「姫様さま、どうぞ、お静まりを」
(3)>「姫様さま」
⇒(1)はそのまま「ひめさま」でしょう。(2)(3)は「ひめさまさま」となってしまいちょっと変ですね。著者様の作品ではよく「ひいさま」と呼んでいますが、「ひいさまさま」もおかしな感じがします。
以上です。
インフルエンザもまだ全快ではないと思いますので、こちらから拾い上げてまいりますね。
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