7話 知りたいこと

「「世界を変える運命の恋」中編コンテスト」応募作

獣の宝石

作者 水涸 木犀

https://kakuyomu.jp/works/16817330665752489319

第1章 王女と猟師

7話 知りたいこと

https://kakuyomu.jp/works/16817330665752489319/episodes/16817330666051944943





※誤字脱字・構文など

>一度城に入る前に、きちんとした浄化魔法をかけておいたほうがよさそうだ。

⇒一度「城に入る前に、」となっているので、二度三度があるのかと受け取られます。

 ここは、たとえば、

>城に入る前に、もう一度きちんとした浄化魔法をかけておいたほうがよさそうだ。

⇒のように浄化魔法をかけた後なので、「もう一度」のほうがしっくりきますし、副詞「もう一度」がかかる用言を「入る」から「かけておいた」へ変更して一意性を高めます。


(1)>「そういえば、ヴィドは何歳なの?」

(2)> ふと思いうかんだ疑問をぶつける。彼は振り返ることなく歩みを進めながら、応えてくれた。

(3)>「三十二歳です」

⇒ここでヴィドの年齢がわかるわけですが、第一印象が書いていないのでやや唐突さがあります。そこはすでに指摘してありますので、ここでは第一印象との答え合わせのパートにしたいところですね。


>今度は彼は声をあげて笑う。

⇒格助詞「は」が二連続です。これは格助詞「が」と同様に文意がとりづらい形です。

 いろいろな解決酒だがあるのですが、文意を損ねないようにするなら、

>今度、彼は声をあげて笑う。

⇒と読点にしてしまう手がありますね。「今度は彼が〜」だと微妙に文意が損なわれますので。





※寸評

 ここはちょっとしたブレがありますね。

 やはり前もってマニーにヴィドの第一印象を地の文で語らせていたら、没入感が増すでしょう。

 添削箇所以外は、じゅうぶん読み手を惹きつけています。

 ということで、そろそろ睡眠導入剤の効きをよくするために、頭を空っぽにする時間となりました。

 今日はここまでに致します。

 残りは明日拝見致します。


 本日は推敲お疲れ様でした。




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