第78話 兄弟
不幸設定の勇者と悪役令嬢の終活〜愛されなかった2人が愛されるまでの成長物語
作者 彩理
5章 乙女ゲームスタート(2部)
第78話 兄弟
https://kakuyomu.jp/works/16816927861320346372/episodes/16817330662124210968
※誤字脱字・構文など
> 無防備に開け放たれたガラス扉中を伺う。
⇒「ガラス扉の中を窺う。」かなと。次文の「シフォンカーテンが〜」は行頭一字下げができていません。
>「そな話が本当だとして、なぜ君は平民なんだ?」
⇒「その話が」かなと。
>不安な感情が怒に変わったのか。
⇒「怒りに変わったのか。」かなと。
>「とにかく、俺が頼みたいのは国王に魔王に交渉団を送るなら、俺とクリスに任せて欲しいことを伝えてくれ」
⇒助詞「に」がうるさいですね。「国王に」は頼みごとを言伝する相手、「魔王に」は「送るなら」の対象、「俺とクリスに」は「任せて欲しい」の対象です。
「魔王に」を「魔王へ」と方向に変えておけば、それほどわかりづらい文ではありません。そして「俺が頼みたいのは」は「国王に〜を伝えてくれ」にかかりますから、誤読を防ぐためにも「国王に」の後に読点を打ちます。
>「とにかく、俺が頼みたいのは国王に、魔王へ交渉団を送るなら、俺とクリスに任せて欲しいことを伝えてくれ」
⇒これでもわかりづらさはあるのですが、変えないよりは文意をとりやすいですね。
※寸評
冒頭、ラキシスとは思わなかったので、ちょっと疑問符が浮かびました。
章を改めるなどして視点保有者を切り替えるか、今話の早々にラキシスだろうことをにおわせるとよいですね。
いよいよラキシスたちが魔王へと挑めるかというところに来ましたね。
いちばん大きな戦いになるでしょうから、ここをどう見せるかが山場になりそうです。
やはり本作はラブロマンスというより「ゲーム内世界への異世界転生」もののほうが意味合いが強いですね。
再構成して「カクヨムコン」などに出してみても面白いかもしれません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます