第4話 不眠症に悩む少女と隔離病棟の少年

「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」応募作

Stray Brain 〜迷走する脳〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175

作者 雨 杜和

第2章

第4話 不眠症に悩む少女と隔離病棟の少年

https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175/episodes/16817330660192751907





※誤字脱字・構文など

> でも、今は、そこじゃない。母に知れたらと思うと恐ろしい。

⇒「母に知られたら」かなと。「知る」は五段活用なので「可能表現」として「知れる」が使えます。しかし「知れる」は可能活用なので、今回のような受け身表現には使えません。「知る」の受け身表現は「知られる」です。





※寸評

 私もかなり迷ったのですが、学び舎でのミステリーなので、底以外で事件が起きたらとどうなるかなと。少し気苦労が過ぎるかもしれません。

 実際、この先高校で事件が起これば問題はないわけですからね。

 ここまではまだ〝セットアップ〟の段階かな。

 そして屋上からの事件発生で〝きっかけ〟になるか。それから〝悩みのとき〟を経てそれまでの日常の世界(第一幕)だったところから、ひっくり返した世界(第二幕)へと〝第一ターニング・ポイント〟がやってくる。

 〝第一ターニング・ポイント〟が全体の20%の位置に来るので、そろそろ新しい世界(第二幕)の準備である〝悩みのとき〟が働いています。

 これはここまで読んだ感想ですが、おそらく〝悩みのとき〟はヒマリとジニの過去話全体が割り当てられてるようですね。その中で〝きっかけ〟を発生したのが今話。

 であれば、次話で〝第一ターニング・ポイント〟が発生すると、構成としては万全ですが。

 続けて次話を読みますね。




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