(なんとか光源氏との一夜を過ごしたあと、気分が悪くて吐きそうな)第12話

転移したら「光源氏」が本当に光っていた件について 〜発光人間とは付き合えない!〜

作者 雨 杜和

第1部 朧月夜

(なんとか光源氏との一夜を過ごしたあと、気分が悪くて吐きそうな)第12話

https://kakuyomu.jp/works/16817330651786439222/episodes/16817330653996541733




※誤字脱字・構文など

>犯罪を犯しても、警察に捕まったことを怒り、自分の罪を自覚しない典型的な奴なんだろう。

⇒ここ「犯罪を犯す」が「落馬で落ちる」の形なのですが、一般的に「犯罪を犯す」といいますから慣用句として成立しているんですよね。それに「自分の罪を自覚しない」と書いてあるので「罪を犯しても、警察に捕まったことを怒り、」ではそのあとに「自分の罪を」が来るので「罪を」がかぶって表現が陳腐化します。「犯罪を犯す」が慣用句となっているので、ここは原文ママでだいじょうぶです。




※寸評

 光源氏を退散させた第12話ですね。

 そのあとに湯浴みの用意は現代人ならではの演出です。

 天の声とのやりとりでも『源氏物語』への造詣の深さ「知識」が窺えますね。

 幻覚毒を用意していたことで「知恵」がまわるところが示されました。

 そして「知識」「知恵」とは違う「臨機応変の頭の使い方」が演出できれば見せ方次第で「賢さ」を強く演出できるはずです。

 多くの人は「知識」か「知恵」かで勝負してくるでしょうから、「臨機応変の頭の使い方」をどう描くか。それを考えてみましょう。



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