(光源氏に東宮、人生初の逆ハーレムは意外と薔薇色ばかりではなかった)第9話

転移したら「光源氏」が本当に光っていた件について 〜発光人間とは付き合えない!〜

作者 雨 杜和

第1部 朧月夜

(光源氏に東宮、人生初の逆ハーレムは意外と薔薇色ばかりではなかった)第9話

https://kakuyomu.jp/works/16817330651786439222/episodes/16817330653948229191




※誤字脱字・構文など

> 本歌は、当時の歌人大江千里による『照りもせず曇りも果てぬ春の夜の朧月夜に似るものぞなき』で、その下句を呟きながら源氏に出会った所以からである。

⇒誤字ではないのですが「大江千里」とだけ書くとシンガーソングライターの「おおえせり」さんと間違える方が一定数出てきます。本作は『源氏物語』未読者向けなので、ここは「おおえのちさと」とルビを振るとよいですね。


> 薄暗がりに軽く笑を浮かべ、右手を優雅に上げて行くようにと揺らす。

⇒「笑みを浮かべ、」かなと。




※寸評

 ここあたりからいよいよ朧月夜の「賢さ」が発揮されるかもしれませんね。中編における山場に差し掛かっているかのようです。

 光源氏は本当に光っているし、東宮は優しくて頼り甲斐もありそうだし。

 どういう手順でどう決着を付けるのか。楽しみですね。

 物語の流れとしては、そろそろ「天の声」が聞こえてくるのかな?

 どういう選択をするのかで現世に戻れるかも決まってきそうです。

 お手並み拝見と致します。



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