陰陽師の呪縛　〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者雨杜和

第二部　現代編「モテ女に変身させる、姫のノウハウ」

第一章　最悪の敵、モテ女のテク

最悪の敵、モテ女のテク　４

※誤字脱字・構文など

>それにマロンのことを店のスタッフがひどく丁寧に扱い、まるでビップ扱いだ。

⇒「扱い」が近いところに二度出てきます。たとえば、

>それにマロンのことを店のスタッフがひどく丁寧に、まるでビップのように扱っている。

⇒てな具合にすると「扱い」をひとつにするとともに、「ビップ扱い」を知らなくても「そう感じさせる扱い」には読めますよね。

　ただ、これは「扱い」を脚韻で使っているようにも読めるため、その意図があれば原文でもかまいません。

※寸評

　マロンへの弟子入り二話目。

　モチの「ありのまま」へズバズバ切り込んでいくマロンがいっそ爽快ですね。

　まったく手入れしていない野放図な状態ですから、いたわってやれば見返りも大きそうではありますが。

　そして前回よりもマロンの口調がより辛辣になって情報量が増しているのがいいですね。

　一度このくらい突き放してみないと、マロンがモチを変えようとしているのかどうかが読み手に伝わりませんからね。

　とくにこのあたりから読み始めるご新規さんにも、マロンとモチという人物を端的に示せていると思います。

　ここは大きく直すところはないですね。

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