第27話 気づかないうちに出会い フラグ回収 ✳︎
魔王討伐した用済み勇者と悪役令嬢の終活
作者 彩理
4章 悪役令嬢と勇者 再会する
悪役令嬢12歳 弟子入りする
第27話 気づかないうちに出会い フラグ回収 ✳︎
https://kakuyomu.jp/works/16816927861320346372/episodes/16816927861814863376
※誤字脱字・構文など
> 人生で繰り返し訪れる別れと出会の予感がする花。
⇒「出会」でも古い送り字規則では間違いではないのですが、現在の送り字規則だと「出会い」と「い」を送ります。
> 鋭いな。私の心がこの世界から逃げ出したいと思っているのが伝わるったのだろうか?
⇒「伝わったのだろうか?」ですね。
> 朝市でこの山に登れるように公爵家をまだ暗いうちに出発した。
⇒「朝一で」ですが読みづらいので「朝いち」「朝イチ」とかなで書くことが多いですね。
> 珍しく、反抗的で子供っぽいユーリを置いて私は少年について歩くと、ふてくされながらも仕方なさそうに、私の後ろをついて来る。
⇒ここは難しいと思うのですが、文前半は私(アリエル)が主体、文後半はユーリが主体で、これがひとつの文でつながっている不可思議な状態です。
たとえば「ユーリが私の後ろをついて来る。」とするだけでも重文の並列表現となって問題は解消します。
ただ、一文で主体がふたつ出てくるのはかなり高度な構文力が必要なので、一般的には二文に分けます。
> 珍しく反抗的で子供っぽいユーリを置いて私は少年について歩きだした。すると、ふてくされながらも仕方なさそうに、ユーリが私の後ろをついて来る。
※寸評
アリエルを出迎える役になったラキシスですが、そのうち藤色の魔力封じの魔法陣に気づきますよね。
そこから物語がかなり進展する可能性がありますが、果たしてどんな形になることやら。
弟ユーリの溺愛で、なかなかスムーズに交渉するのさえも難しいですね。
これはアリエルの魔法陣を解除するだけでも大仕事になりかねません。
読み手はそう判断しますので、今話がそのような「一筋縄ではいかない」ことの前触れとして書いてあるのなら、意図どおりですのでこのまま進めましょう。
魔法陣の解除を申し出てユーリが噛みつくとか、魔力を扱う手立てを身につけるために何日か滞在するとなってユーリが怒り出すとか。
そういった展開が想定されますね。
どちらにしてもユーリがアリエルを溺愛しているので、ラブロマンスとしては機能していますね。
このあたり、ユーリを溺愛キャラにした彩理様の思惑が当たった形ですね。
もし単なる護衛役だったら、ラブロマンスもない単なる物語の一場面になっていたはずです。まあその場合はアリエルが先に魔法陣に気づくとは思いますけれども。
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