第21話 マリアンヌの正体

魔王討伐した用済み勇者と悪役令嬢の終活

作者 彩理

3章 悪役令嬢ヒロインと出会う

第21話 マリアンヌの正体

https://kakuyomu.jp/works/16816927861320346372/episodes/16817139556785169848



※誤字脱字・構文など

> 私はユーリに散々出かけないほうがいいと説得されが、スティーブの他に3名も護衛を連れ、アロマと一緒に馬車に乗り込んだ。

⇒「説得されたが、」ですね。




※寸評

 どうやらマリアンヌはアリエルも転生者だと気づいたわけですね。

 彼女がどこまでゲームをしていたのか。それがわかると交渉もしやすくなりますが。

 もちろんマリアンヌの攻略相手が誰なのかで、その後がかなり変わってきますし。

 どうやらエルーダ王子を意図的に避けているようにも見えますが。


 ここまでを連想させるにじゅうぶんな描写がありますね。

 今話はラブロマンスとは程遠いですが、これからのラブロマンスの伏線となりそうですね。

 アリエルとしてはバッドエンドにならなければ、誰と結ばれようと問題はないのかもしれません。

 でもマリアンヌの真意がわからない。

 まあわからないほうがサスペンス感があっていいんですけどね。

 ラブロマンスは先が読めないほど面白くなりますので。

 そうなると、ラブロマンスを進めるうえでも、「誰が目当てか」なんて明かさないほうがよいのてしょう。

 アリエルも攻略相手を述べる必要はないですね。

 というより、今はなにがバッドエンドなのかがわからないですよね。

 だから、アリエルが知りたいのは「マリアンヌが誰を狙っているか」より「自分は誰を選べばバッドエンドなのか」ではないでしょうか。

 それさえわかれば、ゲーム世界をまっとうできそうですからね。



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