最悪の敵、モテ女のテク 7

陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者 雨 杜和

第二部 現代「モテ女とモテないわたし」

第一章 最悪の敵、モテ女のテク

最悪の敵、モテ女のテク 7

https://kakuyomu.jp/works/16816452219750143893/episodes/16817330649345953782




※誤字脱字・構文など

> マロンは真っ赤な足もとまで届く絹の部屋着を着ていた。

⇒この文だと「マロンは、真っ赤な足もとまで、届く、絹の部屋着を、着ていた。」

 という連文節になります。

 つまり「足もとが真っ赤」に読めてしまいます。

 解決方法で、(1)は読点を打つ場合、(2)は語順を改める場合です。

(1) マロンは真っ赤な、足もとまで届く絹の部屋着を着ていた。

(2) マロンは足もとまで届く真っ赤な絹の部屋着を着ていた。

 (1)は真っ赤なを部屋着まで浮かせてつなげるパターンです。

 (2)は係り受けでかかるほうを長いものから順に並べたパターンです。




※寸評

 マロンの自宅へ来たのはいいが、ラフな普段着で後悔するモチ。

 年を召した男性が出迎えて「お父さん」呼びしてみる。

 しかしマロンが「昔の男」と言っている。

 ここで新鮮な驚きを与えつつ、「姫」呼びをさせて第一部を想起させる。

 だいたいの人はここで確信しましたよね。第一部の「姫」だと。


 ここからは第一部も込みで情報が入り乱れると思います。

 コメディーに振りながら情報を整理してひとつずつしっかりと出していく。

 まあまだ第二部も始まったばかりですから、「姫」とモチの日常を切り取って、モチの「青春」を描くのが最優先ですね。

 そこにコメディーの文体を乗せていくようにする。

 文体は第二部開始からしっかりと「コメディー」になっているので、ラブコメやコメディー大好きな女性にもアピールできます。

 第二部でどこまでコメディー好きな女性を集められるかで、第三部での結末を読もうと思う人数が決まります。

 もちろん男性の読み手も意識はしますが、本作は女性向けの「ライト文芸」に応募しているので、基本的には女性ウケだけを狙ったほうが効果は高いはずです。

 女性ウケを読んでも笑える男性だって数多いですからね。

 この調子で、第二部は女性をどんどん取り込んでいきましょう!



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