陰陽師の呪縛　〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者雨杜和

第一部　平安時代「陰陽師と姫君」

平安の世、陰陽師と姫君　４

※誤字脱字・構文など

>その様子はぎこちなく、わかり安く緊張しており、女房は吹き出しそうになった。

⇒「わかり易く」ですね。「わかりやすく」とひらくほうがよいかも。

>　はじめの頃は、また今日も来てるよと、下の者も呆れていたが、今では、そうした陰口でさえ憚れる姿だ。

⇒「憚られる」ですね。

※寸評

　どんどんやつれていく法光。周囲は憐れんでいますが、当の本人が心に決めているからなにを言っても聞かないだろうと。

　このあたりにホラーの要素が入っていますね。緊迫感・サスペンスが漂う姿に映ります。

　ただ本編はホラー染みていないため、ある程度のところで切り上げる必要がありますが、今回の場合兼光が出てこないことには収拾がつかないところまで来ていますね。

　なにがしかの罪を背負わされると、ホラーとしては成立するのですが。

　この先はどう展開するのか。

　一話の文字数が少ないので、ここまですらすら読んでこられるのですが、そろそろ状況の変化が欲しいかなという頃合いですね。

　法光が病臥し、姫の罪が問われるという流れかな？

　２万字ほどが平安時代とのことなので、今の倍はかかることになるのかな？

　現時点ではサスペンスの強いホラーか猟奇的な恋愛の様相です。

　たしか「恋愛」ジャンルを選択しているはずなので、後者に当てはまりますね。

　平安時代の猟奇的な恋愛がどう決着するのか。

　それによって平安時代編の成否が決まるようですね。

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