応援コメント

平安の世、陰陽師と姫君 3」への応援コメント


  • 編集済

    カイ様

    二割を平安時代になっています。
    現代編になっても、平安を引きずりますので。
    恋の駆け引きは、この作品のテーマであって、この結果が引き起こす悲劇が現代への布石になっています。
    愛と恋の違い。駆け引きと真実との違い。その結果の不の連鎖として、姫の悲劇があるんです。

    いつも本当にありがとうございます。

    追伸

    詳細にありがとうございます。
    大丈夫です。現代編は、むっちゃ陽と動です。
    ただ、平安編がかなり評判がよさそうなので、これに負けないよう、現代編の冒頭で、主人公に引き込む、そんな仕掛けを考えています。
    まだ、書いたばかりで、わかりませんが。自分では、イケると思っています。

    あとは、最終話だけですが。かなり苦労しています。がんばります。

    書き忘れました、現代編は二部構成です。

    現代編一部は、陽と動。5万字
    二部は、静と陰。3万字超

    作者からの返信

     雨 杜和様

     二割が平安なんですね。承りました。

     であれば、現代編で、おくてな現代っ子にイケイケドンドンタイプの姫のような一気に雰囲気を変えてしまうのも手ですね。
     平安に「静」と「陰」を置いてきて、令和で「動」と「陽」の面を強く出す。
     すると「静」「陰」が引き立ちますので、平安時代を描いた「効果」が出てきますね。

     物語はできれば「動」と「陽」で立ち回ったほうがライトノベルとしてはありなのですが、文学だと「静」と「陰」を表に出したほうが評価されやすい。
     でも「静」は「動」によって引き立ちますし、「陰」は「陽」があってこそ。
     ですので、文学的にも「動」「陽」は必要です。
     バランスをどうとるかで、ライトノベル調にもなるし、文学調にもなります。
     今のところは第一話で「静」「陰」を描いて立ち上がり、第二話で「動」「陽」、第三話で「静」「陰」よりになっている。となると次は「動」「陽」へ傾く、つまり現状変化に動き出すとバランスがとれます。
     ただ、文学に寄せたければ次も「静」「陰」でいくべきですし、ライトノベルに寄せたければ強く「動」「陽」に傾けるべきです。

     雨 杜和様としては、本作をライトノベルに寄せたいのか、文学に寄せたいのか。その間の「ライト文芸」で落ち着けたいのか。それを固めておくべきですね。
     まあカクヨムのジャンルとして「ライト文芸」を選択していたはずなので、ここは「ライトノベル」と「文学」の中ほどをとるべきだと思います。
     一次選考は通過できますので、二次選考を担う編集さんに対するアピールを考えましょう。
     どこか一点突き抜けているものを立てる。
     今作だと「姫」のキャラクターですね。平安時代でどうなって。それが令和になったらこうなっていた! という変わり身のようなもので「姫」の存在感を高める。
     令和の主人公へ多大な影響を与え、「モテ女」の指南役としてキャラクターを立てる。
     漫画の『ヒカルの碁』の藤原佐為のようなキャラクターといえばいいのかな。
     ああいった「見せ方」がひとつの理想形だと思います。
     令和の主人公と平安の「姫」との心の声でのやりとりで読み手とくに選考さんにアピールしていくのです。
     そのためにも、平安の話は「令和の物語を進めているときに説明しづらいものだけ」を書くようにして最小限にとどめておくとよいでしょう。
     令和の主人公で「姫」が「あのときはあんなことがありました」と回想する手もあります。まあ使いすぎるとうるさくなるので、令和で使えるもの以外は、二割の平安パートに盛り込んでしまうべきでしょう。
     だから、平安時代パートでも盛り込むべき情報は多く、読み手を楽しませるにじゅうぶんな「恋の駆け引き」テクニックも充実しているとよいですね。

     二割の主役である「姫」のキャラクターに負けないだけの令和の主役女性のキャラクターも立てる必要があります。
     「姫」に食われてしまうのはよくないのですが、逆に「姫」を食いすぎてもいけない。
     ここもバランスです。
     雨 杜和様の作品傾向として、バランスが一方に傾きやすいところがあります。
     『光秀』のときのオババが人気だったのも、バランスがオババに傾いていたからです。平均的な嫁ではインパクトが出せませんが、オババは一方に傾いていてキャラクターが立っていたので人気が出た。
     本作でも「姫」をオババの立ち回りにできれば、嫁よりも「オババ」が目立ったようになります。
     ですが、小説賞を獲るなら絶妙のバランスを心がけないといけません。
     「姫」だけが強すぎてはダメなのです。令和の主役も同じくらい強くなければ相乗効果が出ません。
     澄田こころ様の書籍化作品でも、主役の侍女と探偵役の姫君とがバランスよく立っていたので物語が引き立っていたわけですからね。
     あのくらいのバランスを目指していきましょう!