彷徨える王【心理サスペンス：横溝正史ミステリ＆ホラー大賞応募作品】

作者雨杜和orアメたぬき

最終章

王朝最後の末裔　２

構文と誤字脱字など

>「安心しました。それで、ひとつお聞きしたいことがあるのです。まずは、その前に遺体の検視で新しい情報はありましたか？　遺体は白川ジオンで間違いなかったでしょうか？　検視での所見を聞きたい」

⇒最後の「検視での所見を聞きたい」だけ平文になっているので、ちょっと違和感があります。ただ「聞きたいです」にするとそれはそれで違和感になるのですが。

　ここは「検視での所見をお聞きしたい」とすれば謙譲語になって当たりがまろやかになります。

※構成と展開について

　インターポールの中原ですが、櫻子の滞在しているホテルを知っていたようですね。これは戸隠法律事務所の恵子から聞いたのでしょうか？

　まあこのあたりも伏線になっている可能性があるので、あまり踏み込みません。

　「櫻子の焦燥感を出す」という意味で、「文字を詰めて書く」のは効果的ですね。

　この見せ方も工夫されていますね。

　まあ、今は「横書きの書式」で書いていますから、『横溝正史ミステリ＆ホラー大賞』への応募締め切りまでに「縦書きの書式」に改めておくと、選考の際有利になるかもしれません。

　これからは構成・展開は少し指摘するだけに致します。

　連載終了するまで、伏線の回収が進むでしょうから、指摘した内容が的外れになりやすいので。

　では、連載終了まで一気に突っ走ってくださいね。

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