ゴースト 名前のない男たち 4

彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

作者 雨 杜和orアメたぬき


第六章

ゴースト 名前のない男たち 4


https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16817139556456861503



構文と誤字脱字など

> 驚きの後には、怒りで蒼ざめた。

⇒一般的に「蒼ざめる」のは「驚き」のほうで、「怒り」は血液が頭に昇りますから赤くなると思います。ただ、もし「怒りで蒼ざめた。」がよいと判断していれば原文ママで。

 一般的には「驚きで蒼ざめた後には、怒りで赤らんだ。」かなと思います。




※構成と展開について

 偽コービィがジオンだった。ここは多くの方の予想通りに進みましたね。

 誰が溺死体を増やしてきたのか。謎解きをするには不可欠な存在ですから。

 死んでいると答えを求めるのに時間がかかりますが、生きてそばにいれば知り得る情報が増えるので、犯人を絞り込みやすい。


 問題は、犯人を絞り込んでどうするのか、というところですね。

 インターポールにでも「連続溺死事件の真犯人を捕まえた」と言って身柄を引き渡して終わる──というようには思えないので、「真犯人」を始末して当面「連続溺死事件の容疑者」として逃亡生活を続けるのかな。

 その場合でも「真犯人はこの人です」と情報をインターポールにでも渡しておけば、いつか追われることもなくなり、平穏な暮らしができるのかもしれない。


 あとは櫻子が五月端とくっついて平穏に終わるのか、ジオンとともに逃亡する道を選ぶのか。このあたりですね。

 それは「ジオンの死」が想定されているかどうかにもかかわってきそうです。

 ここから先は結末までの一本道を突き進んで、連続溺死事件の真相を究明してエンディング、ということになるのかな?


 引き続き、物語を追いたいと思います。



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