応援コメント

ゴースト 名前のない男たち 2」への応援コメント


  • 編集済

    カイさま

    いつも本当にありがとうございます。
    サスペンス作品って、全ての人が怪しく見えるといいと思って書いてます。カイさまの講評を読ませていただくと、一応は成功していそうだと思い、ほっとしました。

    人工呼吸ですけど、息を吹き込むのが正しいのですが。潔癖な櫻子にそれができるか不安で、あえて、心臓マッサージだけにしました。
    人口呼吸を描写した方がいいでしょうかね。
    ここ、ちょっと調べてみます。
    それから、人口呼吸は素人には難しいから、あえてできないって描写しておきます。

    追伸
    自動車でそれはすごい。カイさま、驚きの対応ですよね。普通は慌てふためいて、大変な事故になるケースですもの。さすがです。

    それから、人工呼吸のこと、ありがとうございました。あのままにしておきます。

    作者からの返信

     アメ様

     この物語は適度に情報を制限してあって、情報がわからないからこそ「疑わしい」という存在がかなり広範囲に広がっています。
     私が「警察の一部も」と考えたのも、警察側の情報がほとんどないためです。
     そもそも溺死体を引き揚げた容疑者を取り逃がす、というのが警察不信の第一歩なんです。
     このような「疑わしい」をうまく作り出しているので、この物語は先に進むほど面白くなっていくんでしょうね。

     人工呼吸に関しては、心肺蘇生術では心臓マッサージとセットになっているんです。また溺れた場合は肺が水浸しなので、強制的に空気を送り込んで肺の中の水を追い出して血液に酸素を供給する重要な働きを持っております。
     もちろん潔癖な方には実行しづらいのですが、たとえばハンカチを相手の口に当てて直接口づけするのを避けるなどの対応がとれたら完璧な処置になります。
     でも櫻子は動転しているはずで、そこまで冷静に考えられるものかな? とも思います。

     私は部下の自動車の助手席に乗り、運転中の急死のために正月の国道へアクセルをふかしたまま突撃されたことがあります。
     このとき完璧な対応をして自他共いっさいの被害を出さずに自動車を停止させ、急死した人に心肺蘇生しましたが、そもそも即死だったので当然効果はありませんでした。
     ここまで完璧な処置ができたのは、かなり昔から「もし運転手が運転中に亡くなったら、安全を確保するためになにをするべきか」を考えていたからです。
     つまり急事ではあったのですが、私としては「想定内」だったわけです。

     このくらい平時から考えていたら、心肺蘇生で迷うこともないのですが、櫻子のように「まさか心肺蘇生術が必要になる人はいないだろう」と思っていると、気が動転してしまいますよね。
     そのあたりも込みで、本話はリアリティーのある書き方をしていると思いますよ。