美しい依頼人 1

彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

作者 雨 杜和orアメたぬき


第一章

美しい依頼人 1


https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16817139556842663664



構文と誤字脱字など

> そんなことが何度も続いていくと、妙に違和感を感じた。

⇒「違和感」は「がある」「を覚える」「を抱く」「を受ける」なのですが、韻を踏みたいという意図であれば原文ママでもかまいません。プロでも書く人は書きますからね。




※構成と展開について

 櫻子の仕事姿を見せて、奇妙な依頼人へと関心を惹きつけていく。

 なかなかいい展開だと思います。

 ここまではスムーズに展開しているので、このままひと山迎えそうに映りますね。

 たとえば「誰かの死体が上がった」とか。

 そういった不吉な暗示を離婚したがっているように見える女性に付託する、という展開がよく考えられています。

 藤川綾乃が連絡手段を要求してきた、というのは伏線にできそうですね。なにか事件に巻き込ませようとするようなきっかけづくりです。

 通常弁護士事務所の代表電話にかけて取り次いでもらえばいいわけですしね。

 こういったちょっとした謎をうまく出してきて、先へ先へと読ませていく力になっています。 

 ここまではとくに展開にも問題はありません。

 この調子で行きましょう!



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