幼女 耳元 祝詞①
幼女 耳元 祝詞
長宗我部 芳親
幼女 耳元 祝詞①
https://kakuyomu.jp/works/16817139556621116761/episodes/16817139556628743706
構文と誤字脱字など
> 神主さんにそう促し、少女の肩はぽんと押した。
⇒「神主さんにそう促され、少女の方をぽんと押した。」ですかね。
>大祓祝詞を僕に聞かせることで僕自身を清浄な状態にし、僕についている憑き物に居心地の悪さを感じさせるのだとか。
> それで憑き物を追いし、菜花ちゃんが退治するのだという。
⇒「僕についている憑き物に」はおそらく「憑いている」で重ね字ですよね。「憑き物」自体が「憑いている物」のことなので、たとえば「僕にまとわりついている憑き物に」と書けば「憑いている」ではなく「付いている」になるので重ね字ではなくなります。
あとは「それで憑き物を追い出し、」かなと。
> そのせいで普通に唱えても言霊が十分な効力をできないようだ。
⇒ここは「十分な効力を発揮できないようだ。」になりそうで「発現できないようだ。」のほうが合っていそうですね。
※構成と展開について
今回は男性の一人称視点にしたんですね。
突き抜けているので、これはこれでありでしょう。
前作とは異なり、妖女の祝詞が書かれていますから、実際ASMRとやらにできそうですよね。
それだけのために霊に取り憑かれに行った主人公の行動力には脱帽です(笑)
今回は受賞作を朗読した「声」を売るわけですから、このくらい物語の前フリがあったほうがよさそうです。
「声」と「物語」がキーワードですから、前作よりかなり募集要項に沿っていると思います。
「思います」というのは、この物語のオチを読むまで、これでいいのか判断しづらいからです。
要項に沿ってはいますが、オチによっては外れかねません。
今回のポイントはあくまでも「声」を活かした面白い「物語」です。
これを満たせないと大賞が難しいので、残りのパートを読んでみて、方向性を見る予定でいます。
現時点ではこの方向性で問題ないでしょう。
このままラストまで書けるかどうか。
作者様の腕の見せどころです。
ちなみに実際の「祝詞」が合っているのかは私にはわからないので、そこは作者様が念入りに推敲してくださいませ。
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