寧寧、わたしを妻へと望まれても

紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜

作者 雨 杜和orアメたぬき

最終章

寧寧、わたしを妻へと望まれても


https://kakuyomu.jp/works/16816700429630458363/episodes/16816927863079066784



構文と誤字脱字など

>「いいえ、本気です。わからないでしょうねけど。

⇒「わからないでしょうけどね。」ですね。



>だから、短刀で問答無用で刺した。

⇒「短刀で問答無用に刺した。」かなと思います。ただ「問答無用」は形容動詞なので原文でもかまいません。



> いろいろなことあった。

⇒「いろいろなことがあった。」ですね。



> 藁しきの粗末な寝床に、多くの顔が見える。

⇒「藁敷き」「敷き藁」ではないでしょうか。



> 愚かな王寧寧王。また、こに来たのね。でも、わたしは、もう待てないのよ。

⇒「また、ここに来たのね。」




※構成と展開について

 徳を積むために麻莉が選んだのは、終生をかけて貧しき民に尽くすことでした。

 「徳を積む」というのがどういうことなのか。読み手へのひとつの警句になっていますね。

 そこに珠花と金砥が絡んでくる。見事に前半の伏線を回収できたと思います。

 物語は最後に大きく飛躍できるのか。

 他の方へのコメントでは次から甘々展開らしいですね。

 ここで若々しい姿を取り戻して、再び蒼龍と出会うことができるのか。

 続く展開が気になりますね。

 構成は前半でまさに半分費やしてしまったので、なかなかバランスよくとはいかなかったかもしれません。でも前半を「起承」と捉えたら、残りは「転結」なので、今回の場合はそう考えればよいのでしょう。



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