応援コメント

第十九話 一人の少年」への応援コメント

  • 添削ありがとうございます。三人称は合格点ですか。ありがとうございます。あと、質問ですが、合宿の話で複数の場合は達をつけなくてもいいと言っていましたが、詳しく教えてください。

    作者からの返信

     サファイア様、推敲お疲れさまです。

     「生徒達」になぜ「達」を付けなくても複数を示したことになるのかについてですね。

     簡単に言うと「生徒」という単語自体がすでに「複数を差している」からです。
     たとえば「先生と生徒の物語」と書いてあると、だいたいの方は「先生ひとりと複数の生徒」を思い浮かべます。
     それは教室でよく見てきた光景だからです。
     なので「先生」は単数なのですが「生徒」は複数を指していることになります。
     また今回は合宿に参加しているわけですから、当然引率される生徒は「複数」が基本ですよね。つまり合宿の間「生徒」は複数を指す言葉になっています。

     ただこのあたりがわかりづらいときは「生徒達」でかまいません。


     いちおうもう少しわかりやすいかどうかですが、たとえを出します。
     ウクライナとロシアが戦争状態ですが、緒戦においてロシアの戦車をウクライナ側が叩いていましたよね。
     このとき「戦車」と書いても「複数」だということはおわかりいただけると思います。
     ちょっとわかりづらいか。
     では「ガンダムがザクを倒す」というのはどうでしょうか。
     「ガンダムは単数」で「ザクが複数」思い浮かぶと思います。第一話からすでにそうなっていましたからね。

     このように、自然と「複数」が思い浮かぶ単語は、あえて「生徒達」「戦車等」「ザク等」のように複数にしなくても、読み手は「複数」を思い描くものなのです。
     これが自然にわかるようになれば、サファイア様もレベルがひとつ上がりますよ。
     今回は難しいようでしたら「生徒達」としてかまいません。