第19話 見習い天使が駆けつけた その1
見習い天使はそこにいる!
作者 ゆうすけ
第19話 見習い天使が駆けつけた その1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013/episodes/1177354055259222150
構文・誤字脱字
>「柊木千紘、話するのは初めて、かな?
⇒「話すのは初めて、かな?」か「お話しするのは初めて、かな?」ですね。
ちなみに「おはなしする」は「お話する」「お話しする」のふた通りの表記があります。
たとえば「趣」「氷」「頂」「畳」「恋」「煙」「光」「係」などのように名詞化して活用を省く語があります。そして「話」も「はなし」と名詞化して活用を省ける例外的な語のひとつです。
もうひとつが「お〜する」という謙譲語のパターンの場合、「〜」に入るのは動詞の連用形であり、その場合は動詞の連用形「話し」が入って「お話しする」と書くのです。
で「おはなしする」はどちらが正しいかです。
用法は間違いなく謙譲語であり、であれば動詞の連用形を用いた「お話しする」が文法的に正しいといえます。
>腕を上下に振るたびにカタツムリが真っ直ぐ飛び出してきて、そのうちの何匹かは柊木にヒットしていた。当たるたびにがちんと音を立てる。明らかに俺に当たるよりもヒット音が重い。
⇒「ヒットしていた」「ヒット音が重い」。これはゲーム的表現になりますが、物語にふさわしいでしょうか。ここまで「レベル」「スキル」「パラメータ」などの用語を使ってこなかったので、最終決戦だけゲーム的表現はどうなんでしょう。この作品は、あまり流行りを追うよりも、独特の雰囲気で繰り広げていたほうが価値が高いと思っています。
その象徴が見習い天使ユアであり、ある種ファンシーな戦い方が映えると思います。
※構成と展開について
いよいよ最終決戦の幕が開きましたね。
この先ユアたちが駆けつけてくるはずですが、教育方針としてはユアだけが戦いに参加するのかな?
サイオンジとアリスはそれを見守ったりアドバイスしたりになると予想。
ここまでの構成はかなりよいので、あとは戦いの結末と物語の締め方がどうなるかですね。
展開も着実です。
ただやはり第11話かな。この作品の受賞を左右しているポイントって。
今回の「ヒット音」も世界観台なしかもしれませんが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます