第7話 見習い天使も楽じゃない その1
見習い天使はそこにいる!
作者 ゆうすけ
第7話 見習い天使も楽じゃない その1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013/episodes/1177354054934282404
構文・誤字脱字
>「はい、それでは課題字、ポイントに注意してニ十分で書きあげてください。始め」
⇒「ニ十分」の「ニ」はカタカナです。漢数字の「二」に変えましょう。
> 柊木の含み笑いの声を背中に聞きながら、廊下を突き進む。
⇒「含み笑い」自体に音がありますので「の声」を付けなくても問題ありません。
>ユアは周囲に自分の姿が見えず、声も聞こえないのをいいことに、授業中とめどなくおしゃべりの銃弾爆撃を浴びせかけてきて、その様子はさながら火山から流れ出す溶岩流だ。
⇒「銃弾爆撃を」は「絨毯爆撃」でしょう。
> 俺もそんなに勉強熱心な方ではないが、あのでかい声でずっと話かけられ続けてみろ。
⇒「話しかけられ続けてみろ。」ですね。「話し」と「話」の使い分けは微妙に難しいので、今後も指摘するかもしれませんね。
>一方的にユアの声を浴び続けるしかできない。
⇒「浴び続けるしかない」が正しいですね。
あらためて女子の方を見て見ると、そこには驚いた表情の柴崎さんが立ち止まっていた。
⇒「見てみると」ですね。後ろの「みる」は「試みる」意の複合動詞なのでかな書きしましょう。
>あんだけでかい声で騒いでたらもはや私語とは言えない。私語ってのはこっそり交わすもんだ。
⇒実は本当に「私語」って「こそこそひそひそ話す」意なんですよ。
※構成と展開について
ゆうすけ様がおっしゃっていたように、第6話まででいったん物語が切れていますね。
ここは4話構成のようなので、そのバランスも見ていきたいと思います。
掴みとしてはじゅうぶんだと思いますが、物語の本筋からは離れているように見えてしまいます。
ですがそのために柴崎さんと出会ったけど、今回はスルーしてしまった。
おそらく柴崎さんが鍵を握っていると思うので、その意味では見事に企みどおりの展開かもしれません。
そしてユアのうるささを注意するとともに、千紘のBL腐女子が公に判明したわけですね。
ワセリンってことはあれですね。ボクシングでまぶたをカットしたときに塗りますから(絶対に違うのはわかっています)。
柴崎さんと話す必要があるのだけど、きっかけがないからユアを教室に置いた可能性もあるのですね。それで千紘の性癖まで暴露で大騒ぎになっていますけど。
問題は柴崎さんにもユアが見えているのではなかろうか、ということです。
今回は反応を見ずに移動してしまいましたから確認がとれていませんが。
おそらく展開としてはこの先大きくかかわってきそうです。
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