第8話 見習い天使も楽じゃない その2

見習い天使はそこにいる!

作者 ゆうすけ

第8話 見習い天使も楽じゃない その2


https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013/episodes/1177354054934653965



構文・誤字脱字

>その中で柴崎さんたちのグループ数名だけが、会話の花を咲かせている。

⇒通常は「話に花が咲く」という慣用句なので、「会話に花が咲いている」とするのが一般的です。ですが「話の花を咲かせる」とも書く場合もありますので、あながち原文が間違っているともいえません。細かな減点が気になるようなら「会話に花が咲いている」としましょう。ですがそれほど大きな減点にはなりませんので、気にならないなら原文ママでOKです。


> 糸田はまるで興味なさそうに俺に背を向けてしまった。

⇒ちょっと気がまわってるかもしれないのでここは補足です。一瞬助詞「に」が重複しているように見えますが、「そうに」は伝聞の形容動詞「そうな」の連用形なので助詞「に」ではありません。この文で助詞「に」は「俺に」だけです。




※構成と展開について

 健次郎、なんとか柴崎さんと話していますが。

 なぜか柊木の名前を確認している柴崎がなにか企んでいるように見えますね。

 呼び出してなにかをする目的がありそうです。

 柴崎サイドが健次郎を取り込もうとしているのかもしれません。

 と思っていたら、柊木のピンチを知らせるユア登場。

 健次郎は行くしかないですね。


 こういう意図で書いたのなら、企みが成功していますね。


 ちなみに糸田も柴崎はダメ派なんですね。

 人を見る目があれば、なにか危険を感じ取っているのかもしれません。

 健次郎はこう見えて純情だからなあ。


 今のところ、あまり健次郎の見せ場がないので、次話に期待ですかね。

 「柴崎さんに告白した」「ユアに変わってカタツムリを撃退した」のふたつしか見せ場がない主人公。ちょっと印象が弱いかもしれません。

 暴走はあくまでもひとりで空回りなので、他者への影響がほとんどないんですよね。そこがキャラクターの弱いところかもしれません。

 まあ恋に憧れる男の子、という雰囲気はよく出来ていると思います。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る