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2022年4月25日 19:16
添削ありがとうございます。神の視点についての追加の質問ですが、これらは、神の視点に入るでしょうか?一(あいつ、なぜ、驚いている?)主人公は、動揺している彼に疑問を抱いた。二「ん? あいつ、何をしているのだ?」主人公は、草むらで彼を見つける。注視してみると、何かを掘っていた。三「だから、無理なんだよ!」「なんだと!?」主人公は、彼の考え方を否定した。すると、馬鹿にされた思い彼は激怒する。
作者からの返信
サファイア様、推敲お疲れさまです。 「神の視点」のご質問ですね。 ちょっと細かな設定が読めないので、こちらもパターンを提示しますね。一a.(彼の心の中)(あいつ、なぜ、驚いている?)主人公は動揺している彼に疑問を抱いた。……これは明確に「神の視点」です。主人公以外の心の中を覗いてしまっています。一b.(主人公の心の中)(あいつ、なぜ、驚いている?)主人公は動揺している彼に疑問を抱いた。……これは主人公の心の中を覗いているだけなので「神の視点ではない」です。主人公の心の中だけを書くのは「三人称一元視点」として許されます。二.(主人公の声)「ん? あいつ、何をしているのだ?」主人公は、草むらで彼を見つける。注視してみると、何かを掘っていた。……これは声に出しているので、心の中を覗いているわけではありません。なので「神の視点ではない」です。ここでは誰の心の中も覗いていないので「三人称視点」でも使えます。三.(主人公の声)「だから、無理なんだよ!」(彼の声)「なんだと!?」主人公は、彼の考え方を否定した。すると、馬鹿にされたと思い彼は激怒する。……これは「馬鹿にされたと思い」が彼の心の中を覗いていますので「神の視点」です。仮に「すると、馬鹿にされたと思ったのか彼は激怒する。」と書けば彼の心の中を推測しているだけなので、心の中は覗いていません。これなら「神の視点ではない」です。 「神の視点」は複数のキャラクターの「心の中を覗いている状態」なので、テレパシーでもないかぎり、「二人以上の心の中を覗いてはなりません」。 「かもしれない」「のようだ」「そうだ」といった推量の文に仕立てれば、ある程度他人の考えていることを文章化できます。 他人の心の中は「推量」つまり推し量らないと書けないのが「三人称視点」なのです。
添削ありがとうございます。神の視点についての追加の質問ですが、これらは、神の視点に入るでしょうか?
一
(あいつ、なぜ、驚いている?)
主人公は、動揺している彼に疑問を抱いた。
二
「ん? あいつ、何をしているのだ?」
主人公は、草むらで彼を見つける。注視してみると、何かを掘っていた。
三
「だから、無理なんだよ!」
「なんだと!?」
主人公は、彼の考え方を否定した。すると、馬鹿にされた思い彼は激怒する。
作者からの返信
サファイア様、推敲お疲れさまです。
「神の視点」のご質問ですね。
ちょっと細かな設定が読めないので、こちらもパターンを提示しますね。
一a.
(彼の心の中)(あいつ、なぜ、驚いている?)
主人公は動揺している彼に疑問を抱いた。
……これは明確に「神の視点」です。主人公以外の心の中を覗いてしまっています。
一b.
(主人公の心の中)(あいつ、なぜ、驚いている?)
主人公は動揺している彼に疑問を抱いた。
……これは主人公の心の中を覗いているだけなので「神の視点ではない」です。主人公の心の中だけを書くのは「三人称一元視点」として許されます。
二.
(主人公の声)「ん? あいつ、何をしているのだ?」
主人公は、草むらで彼を見つける。注視してみると、何かを掘っていた。
……これは声に出しているので、心の中を覗いているわけではありません。なので「神の視点ではない」です。ここでは誰の心の中も覗いていないので「三人称視点」でも使えます。
三.
(主人公の声)「だから、無理なんだよ!」
(彼の声)「なんだと!?」
主人公は、彼の考え方を否定した。すると、馬鹿にされたと思い彼は激怒する。
……これは「馬鹿にされたと思い」が彼の心の中を覗いていますので「神の視点」です。仮に「すると、馬鹿にされたと思ったのか彼は激怒する。」と書けば彼の心の中を推測しているだけなので、心の中は覗いていません。これなら「神の視点ではない」です。
「神の視点」は複数のキャラクターの「心の中を覗いている状態」なので、テレパシーでもないかぎり、「二人以上の心の中を覗いてはなりません」。
「かもしれない」「のようだ」「そうだ」といった推量の文に仕立てれば、ある程度他人の考えていることを文章化できます。
他人の心の中は「推量」つまり推し量らないと書けないのが「三人称視点」なのです。