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2022年4月25日 16:56
ご指摘ありがとうございます。質問ですが、どうやら現代ファンタジーとはなにかということに関して、僕の認識にズレがあるようですね。僕は、正直、スマホ、ドローンなどが存在するけど、魔法を存在する。つまり、両方ともある世界だと考えていました。カイさんの考える現代ファンタジーとはなにか教えてくれませんか?
作者からの返信
サファイア様、推敲お疲れさまです。 ジャンルは「現代ファンタジー」ならいいんですけど、「銃」が平然と使える世界観だと、どうしても異世界色が強くなります。 剣と魔法があるのに、なぜ銃を習う必要があるのか。 というのがどうにも引っかかっています。 ここまで読んでいると「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」をすべてミックスしているような印象なんです。 「剣と魔法」がありながら、「スマホやドローンやテレビや内燃機関」が存在する。なので自信を持って「現代ファンタジーです」と言いづらいんですよね。 そのままで「異世界ファンタジー」にしても成立しそうなんです。 「現代ファンタジー」は基本的に現実の現代に依拠していて、そこに「ファンタジー」がプラスされた世界観、というのが私の理解です。 もし舞台が架空の世界であれば、それはすでに「異世界」ですよね。たとえば「東京」に学園アルフォードがあれば「現代ファンタジー」と言い張れますが、とくにそういう説明もないので、架空の都市でのカースト社会が舞台なのかと判断すると、そこは「異世界」ですよね、となります。 仮に「東京都だけど横浜市があってそこに学園アルフォードが存在する」というのなら「現代ファンタジー」でいいと思います。 このように「現実の現代に依拠した世界を舞台にしたファンタジー」が「現代ファンタジー」ですね。 「現実の現代とは異なる世界」だから「異世界」という認識です。 なので、たとえば第一話にでも「学園アルフォードは大阪府に存在する」「太平洋上の島国に存在する」のように書いてあれば「剣と魔法」があっても「現代ファンタジー」と言えます。 実際には「ここは人工島の学園都市アーサー。」としか書いていません。これ、現実に依拠していないんです。 「現実の現代に依拠していない」ので「異世界ファンタジー」に現実の現代の道具などが存在する世界のように感じるのです。 ちょっとした一文ですけど、「どこに存在するか」を「現実の現代」で示せたら、あとはどんなにファンタジーのレベルを高めても「現代ファンタジー」になります。 ですので、本作を「現代ファンタジー」として定義したいのであれば、「ここは太平洋にある人工島の学園都市アーサー。」と書けば、確実に「現代ファンタジー」になります。 「現実の世界とは異なる」のならすべて「異世界」になってしまいますよね。 「異なる世界」イコール「異世界」ですから。 書き出しをちょこっと変えるだけなので、それさえしてあれば、「異世界ファンタジーに見える」という書き手とのギャップはかなり埋められますよ。
ご指摘ありがとうございます。質問ですが、どうやら現代ファンタジーとはなにかということに関して、僕の認識にズレがあるようですね。僕は、正直、スマホ、ドローンなどが存在するけど、魔法を存在する。つまり、両方ともある世界だと考えていました。カイさんの考える現代ファンタジーとはなにか教えてくれませんか?
作者からの返信
サファイア様、推敲お疲れさまです。
ジャンルは「現代ファンタジー」ならいいんですけど、「銃」が平然と使える世界観だと、どうしても異世界色が強くなります。
剣と魔法があるのに、なぜ銃を習う必要があるのか。
というのがどうにも引っかかっています。
ここまで読んでいると「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」をすべてミックスしているような印象なんです。
「剣と魔法」がありながら、「スマホやドローンやテレビや内燃機関」が存在する。なので自信を持って「現代ファンタジーです」と言いづらいんですよね。
そのままで「異世界ファンタジー」にしても成立しそうなんです。
「現代ファンタジー」は基本的に現実の現代に依拠していて、そこに「ファンタジー」がプラスされた世界観、というのが私の理解です。
もし舞台が架空の世界であれば、それはすでに「異世界」ですよね。たとえば「東京」に学園アルフォードがあれば「現代ファンタジー」と言い張れますが、とくにそういう説明もないので、架空の都市でのカースト社会が舞台なのかと判断すると、そこは「異世界」ですよね、となります。
仮に「東京都だけど横浜市があってそこに学園アルフォードが存在する」というのなら「現代ファンタジー」でいいと思います。
このように「現実の現代に依拠した世界を舞台にしたファンタジー」が「現代ファンタジー」ですね。
「現実の現代とは異なる世界」だから「異世界」という認識です。
なので、たとえば第一話にでも「学園アルフォードは大阪府に存在する」「太平洋上の島国に存在する」のように書いてあれば「剣と魔法」があっても「現代ファンタジー」と言えます。
実際には「ここは人工島の学園都市アーサー。」としか書いていません。これ、現実に依拠していないんです。
「現実の現代に依拠していない」ので「異世界ファンタジー」に現実の現代の道具などが存在する世界のように感じるのです。
ちょっとした一文ですけど、「どこに存在するか」を「現実の現代」で示せたら、あとはどんなにファンタジーのレベルを高めても「現代ファンタジー」になります。
ですので、本作を「現代ファンタジー」として定義したいのであれば、「ここは太平洋にある人工島の学園都市アーサー。」と書けば、確実に「現代ファンタジー」になります。
「現実の世界とは異なる」のならすべて「異世界」になってしまいますよね。
「異なる世界」イコール「異世界」ですから。
書き出しをちょこっと変えるだけなので、それさえしてあれば、「異世界ファンタジーに見える」という書き手とのギャップはかなり埋められますよ。