応援コメント

そっと触れたり離れたり」への応援コメント

  • カイ様

    構成について、いつも本当にありがとうございます。
    カイ様のアドバイスから、麻莉の感情表現はとくに多いかもと思うくらい書くようにしています。
    昨年、あるライトノベルの公募で講評を編集の方からいただき、主人公の感情をもっと書いて欲しいと言われたのです。
    そうか、ライトノベルってそう書くんだと、思いました。
    5万字までは、前作と似た構成なので、楽なんですが、その後は、まったく違っていますので、政変からの逃亡という展開です。
    そっからが、前作よりもよくならないと意味がないと思っております。
    本当にいつもありがとうございます。

    作者からの返信

     アメ様、こんにちは。推敲お疲れさまです。

     感情表現は、主人公の年齢や経験が反映されやすいので、とくに若い主人公の場合は感情表現を多くするのがひとつの手段になりますね。
     とくにライトノベルやキャラクター小説は、主人公の感情の揺れこそが読ませたいポイントとなるため、これが満足に書けていないと受賞は厳しくなります。
     ですので微妙な心理状態を巧みに描けるアメ様に、主人公の年相応の感情をじゅうぶんに書くように求めました。

     あと、本文のコメント欄に「まず前半は何を書けばいいか、作者の気持ちに迷いがあるような、、。」とありましたが、あのように感じられたということは、とりとめのない感情を表現できていると解釈してください。
     一人称視点ですから、主人公の気持ちに迷いがあるように表現したら、地の文からも迷いが受け取れないといけません。そこを読んで「作者の気持ちに迷いがあるような」とあるのは、それだけ地の文で麻莉の気持ちの迷いがしっかり表現できている証なのです。
     三人称視点を多く読んでいる人は、地の文は作者の語りと解釈します。
     ですが一人称視点の地の文は、主人公の心の中を表しているのです。
     つまり指摘された方は三人称視点のように読んでしまっているんです。小説投稿サイトではそのほうがよく書かれるからだと思いますが。
     小説賞やコンテストでは、一人称視点でしっかり描ききる能力を求められますからね。
     ですので、一人称視点としてじゅうぶんに意図を反映した文章になっている、と考えてくださいませ。