非公開作品のためタイトル、著者名、URL等は割愛致します。(06)
どうやら捜査関係者のみ、侵入が許されているらしい。
⇒「侵入」だと違法に入り込むイメージが強いので、同じ読みで「進入」と書きましょう。
「原因が分からなくてね。だけど痕跡から誘拐事件かもしれないと言われてる。オフィス内では警察が証拠を探していたりと、原則立ち入り禁止になってるんだ。事件が起こった五階では現場検証が行われてるみたいだね」
⇒「い抜き言葉」と「い入り言葉」が混在しています。会話文はその人の口調で書けるため、「い抜き言葉」になってもかまいません。混在してしゃべるひとはまずいませんので、課長の口調をどちらかに統一しましょう。以下を読むとどうやら「い抜き言葉」のようですね。
いつオフィスに入れるか分からないのに、こうも外で待ち続けるのは寒が身に応えそうだ。
⇒「寒さが身に堪えそうだ。」ですね。
「課長、社員一同こうやって外で待ち続けてるのもなんですし、操作が終わるまで近くのカフェに行って温まりませんか?」
⇒「捜査が終わるまで」ですね。
彼と警備員五名が行方が分からなくなってて。連絡もつかないんだってさ」
⇒「彼と警備員五名の行方が分からなくなってて。」
「……なになに、操作一式は十時半に終了予定だって。あと少しの辛抱だね」
⇒「捜査一式」かなと。
この気配を辿れば犯人に近づけることは確かだ。
⇒「近づけるのは確かだ。」「近づくことは確かだ。」のいずれかですね。
彼女が深夜のオフィスビルにやって来たのは、
⇒場面が転換したタイミングで「深夜のオフィスビル」の情報がないと、シーンがわかりづらくなります。この情報だけでも早めにだすようにしてください。
自動ドアをくぐると、もうゾワッとした感覚が彼女を襲う。
⇒「自動ドアをくぐると、ゾワッとした感覚が彼女を襲う。」「自動ドアをくぐったら、もうゾワッとした感覚が彼女を襲う。」のいずれかですね。
停電が起きたのはこのビルだけだったことのを、アスカはネット検索を元に情報を得た。
⇒「アスカは」は要りません。あと「このビルだけだったことを、」ですね。
ほふく前進をするワイシャツだったり、自身を叩く木魚だったり、多くのと魑魅魍魎と出会ったが、彼女の捜査は思うように進まない一方だった。
⇒「多くの魑魅魍魎」「思うように進まなかった。」ですね。
※アスカがここまで戦えるのは初の描写ですね。前回は槍をかわしただけなので、身体能力が高いのだと思っていました。
術が使えるのであれば、そう書いておいてもよかったですね。
まあ実際に戦闘の術を使ったのは今回は初めてなので、ここで紹介しておいてもよいのですが。
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