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2022年1月13日 22:30
月と太陽の意味も考えて名前を決めました。表に出ている太陽と、影で悪さをする月という意味です。どうでしょうか。あと1話ですが、ここで多重人格について書いています。冒頭から、記憶がない描写をこれでもかってほど入れてきたので、そこは大丈夫かなと思っているのですが。殺人時。他にも何箇所、弁護士事務所で気を失うなどです。このラスト、迷いました。ほかが犯人でもできそうだったんですけど。いつも、本当にありがとうございます。
作者からの返信
アメ様、コメントありがとうございます。 月は LUNAで、狂気をLUNATICと書きますからね。 そして月は太陽の光を反射しなければ光らない。 名前もきちんと考えてあったのですね。 実は二重人格について、最初に陽菜子以外が監視カメラに映っていない、というところで候補として考えていました。 ただ、そのままだとありきたりになるので回避したんですけど。 そのあとの展開が「二重人格説」に拠らず、玜介氏の死の謎を追いかけていたので、うまく読み手の「二重人格説」を回避できたのだと思います。 もし最初から「二重人格」の鍵である妹・美月子の死を強く書いていたら、すぐにバレていたかも。 そういう意味では、うまく読み手の追求をかわせた作品でしたね。 もし一人称視点で書いていたら、ハリウッド映画の脚本ばりに大ウケしたかも。 「三人称一元視点」なら書きやすいのですが、ちょっと説明口調になるのが難点です。世界観の構築は楽ではあります。 ただ、サスペンス色をもっと強く出したければ、一人称視点にして陽菜子の感覚をもっと読み手に近いところで展開させていたら、ですね。 ただ「一人称視点」では書きにくいはず。 ここはミステリー慣れしないと難しいですよね。 徐々に追い詰められる主人公の焦燥を描ききれたら、書籍化してもいいかな、と思います。ちょっとエッチなのがどう出るかですが。 まあミステリーって年齢層高めなので、角川文庫あたりなら狙えるかな。 昨日も書いたのですが、アメ様はこれから目指すのは二次選考突破を最低ラインとして、大賞を狙いにいったほうがよいですね。 ここまで書けるのなら、すでに書籍化も狙える実力はあるでしょう。 今足りないのは「書籍化にふさわしい作品」を構築する力、だと思います。 「箱書き」を書いていただいているので、箱があと何枚残っているから、あと何話で終えられると計算しながら書けるようになったのは大きいです。 次は「書籍化にふさわしい作品」を構築する力が欲しいですね。 うぬぼれでもいいんです。 私の書く小説は『カクヨム』ユーザーだけでなく、社会一般に読んでもらいたい。一般大衆は小説になにを求めているのか。 もちろん『カクヨム』はライトノベルに強い小説投稿サイトですが、だからといって一般文芸がまったくダメというわけでもない。 アメ様は今回『薄墨色』と『フレーヴァング』、毛色の違う長編二作同時連載をしていますので、「書く力」自体はすでにあるのです。 あとは「大衆の需要」をしっかりと分析して、紙の書籍の先にいる一般大衆が求めるものを書くだけ。 アメ様にとって書きやすく、読み手にとって読んでみたい作品。 本作は確実に一次選考は通過しますし、ちょっとエッチなところを除けば、社会人男女にも支持されるはず。あとは「紙の書籍化にふさわしい」かどうかで大賞や優秀作、佳作に入れるかが決まります。 『薄墨色』ではその可能性をじゅうぶん示せたと思います。 三次選考までいけるかどうかは、その他競合との戦いなので、どうなるかは読めません。 ですが、可能性の片鱗は示せたと思いますので、今回の結果はまだわからないのですが、次回でしっかり対策が練られていたら優秀作以上は確実に獲れるのではないでしょうか。 アメ様も、少し野心を持って、「この作品を紙の書籍にするんだ」と覚悟を決めた作品を書いてみましょう。 もう一次選考の近しい読み手の反応だけで満足せず、さらに多くの人に届けるだけの野心が欲しい。 それさえできれば、アメ様ほどの実力なら「紙の書籍」はじゅうぶん狙えますよ。 今後も頑張っていきましょう。
月と太陽の意味も考えて名前を決めました。
表に出ている太陽と、影で悪さをする月という意味です。
どうでしょうか。
あと1話ですが、ここで多重人格について書いています。
冒頭から、記憶がない描写をこれでもかってほど入れてきたので、そこは大丈夫かなと思っているのですが。
殺人時。他にも何箇所、弁護士事務所で気を失うなどです。
このラスト、迷いました。ほかが犯人でもできそうだったんですけど。
いつも、本当にありがとうございます。
作者からの返信
アメ様、コメントありがとうございます。
月は LUNAで、狂気をLUNATICと書きますからね。
そして月は太陽の光を反射しなければ光らない。
名前もきちんと考えてあったのですね。
実は二重人格について、最初に陽菜子以外が監視カメラに映っていない、というところで候補として考えていました。
ただ、そのままだとありきたりになるので回避したんですけど。
そのあとの展開が「二重人格説」に拠らず、玜介氏の死の謎を追いかけていたので、うまく読み手の「二重人格説」を回避できたのだと思います。
もし最初から「二重人格」の鍵である妹・美月子の死を強く書いていたら、すぐにバレていたかも。
そういう意味では、うまく読み手の追求をかわせた作品でしたね。
もし一人称視点で書いていたら、ハリウッド映画の脚本ばりに大ウケしたかも。
「三人称一元視点」なら書きやすいのですが、ちょっと説明口調になるのが難点です。世界観の構築は楽ではあります。
ただ、サスペンス色をもっと強く出したければ、一人称視点にして陽菜子の感覚をもっと読み手に近いところで展開させていたら、ですね。
ただ「一人称視点」では書きにくいはず。
ここはミステリー慣れしないと難しいですよね。
徐々に追い詰められる主人公の焦燥を描ききれたら、書籍化してもいいかな、と思います。ちょっとエッチなのがどう出るかですが。
まあミステリーって年齢層高めなので、角川文庫あたりなら狙えるかな。
昨日も書いたのですが、アメ様はこれから目指すのは二次選考突破を最低ラインとして、大賞を狙いにいったほうがよいですね。
ここまで書けるのなら、すでに書籍化も狙える実力はあるでしょう。
今足りないのは「書籍化にふさわしい作品」を構築する力、だと思います。
「箱書き」を書いていただいているので、箱があと何枚残っているから、あと何話で終えられると計算しながら書けるようになったのは大きいです。
次は「書籍化にふさわしい作品」を構築する力が欲しいですね。
うぬぼれでもいいんです。
私の書く小説は『カクヨム』ユーザーだけでなく、社会一般に読んでもらいたい。一般大衆は小説になにを求めているのか。
もちろん『カクヨム』はライトノベルに強い小説投稿サイトですが、だからといって一般文芸がまったくダメというわけでもない。
アメ様は今回『薄墨色』と『フレーヴァング』、毛色の違う長編二作同時連載をしていますので、「書く力」自体はすでにあるのです。
あとは「大衆の需要」をしっかりと分析して、紙の書籍の先にいる一般大衆が求めるものを書くだけ。
アメ様にとって書きやすく、読み手にとって読んでみたい作品。
本作は確実に一次選考は通過しますし、ちょっとエッチなところを除けば、社会人男女にも支持されるはず。あとは「紙の書籍化にふさわしい」かどうかで大賞や優秀作、佳作に入れるかが決まります。
『薄墨色』ではその可能性をじゅうぶん示せたと思います。
三次選考までいけるかどうかは、その他競合との戦いなので、どうなるかは読めません。
ですが、可能性の片鱗は示せたと思いますので、今回の結果はまだわからないのですが、次回でしっかり対策が練られていたら優秀作以上は確実に獲れるのではないでしょうか。
アメ様も、少し野心を持って、「この作品を紙の書籍にするんだ」と覚悟を決めた作品を書いてみましょう。
もう一次選考の近しい読み手の反応だけで満足せず、さらに多くの人に届けるだけの野心が欲しい。
それさえできれば、アメ様ほどの実力なら「紙の書籍」はじゅうぶん狙えますよ。
今後も頑張っていきましょう。