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dangerous 危険な」への応援コメント

  • 物語を完全に閉じられるのですが、この回答で皆さんがどう思われるか。そこが鍵でしょうね。

    最初から、いろいろ伏線を張ってきたので、それほど唐突ではないとは思っているのですが。

    いつも、本当にありがとうございます。本格ミステリーというよりも、文体とか心理とかを楽しんでいただきたい作品を望んでいました。
    もう一度、読んでみたいと思っていただける文体ですよね。

    小説の形には2種類があって、次から次へと謎解きというか、ストーリー展開で読む作品と、それほど大きな事件はないのですが、文体が詩的で、もう一度、読んでみたいと思わせる作品。できうれば、後者の作品になるように願って書いているのですが。なかなか力不足を感じています。
    でも、精一杯、がんばりました。まだまだ、改良点はあるとは思うのですけれども。

    作者からの返信

     アメ様、コメントありがとうございます。

     ここまでの流れで、玜介氏殺害の謎が残ったまま、くらいだったはず。
     後は保険金とクラブのママとがどれだけ殺人に関与していたのか。
     まあ関係者枠の人かもしれませんけどね。
     だからこの二人は謎を残したままのほうがいいかなと。
     玜介氏殺害がこの人たちでなければ、ただのミスリードに使われただけですし。

     問題点があるとしたら。
     玜介氏殺害の謎解きがラスト二話に凝縮されている点がどうなるか。
     小説としては、最初の事件に登場する人が、最後の場面に出てくると収まりがよい。だからその点ではだいじょうぶなはずです。

     一次選考は軽く突破できるでしょう。二桁の人がコメントを付けて連載を追ってくれているのですから。★の数とレビューもありますし。おそらくフォロワーも多いはず。だから一次選考で漏れることは少ないかなと。

     二次選考はプロの選考さんだから、ここを突破できるかどうか。
     おそらくミステリー慣れしている選考さんに割り振られるでしょうから。
     私自身、ミステリー小説は『シャーロック・ホームズの冒険』を読んだくらいで、マンガだと『名探偵コナン』を読んでいますが。
     犯人探し、犯人当ては行なわず、どういうことが起こっているかを見ているので、包括した視点はあるはず。

     「見ていない」のではなく「記憶にない」であり、「記憶が蘇る」順序がしっかりしていたかどうか。
     ビンタン島に来てから「記憶が蘇る」わけで、それまではその素振りすら感じさせていなかったので、唐突感がどう現れるかですよね。
     亡くなった妹さんのことも数回出てきたかな、と記憶していますが、それが記憶の封印を解く鍵だったのなら。なぜ玜介氏殺害の人物を記憶から消したいと思い、妹によって封印することになったのか。
     このあたりは後半になってから妹の話が出てきて、玜介氏の思い出も書かれるようになってきた。
     これを選考さんがどう判断するかですね。
     唐突感を覚えるのか、納得の展開なのか。
     このあたりは選考さん次第かなと思います。

     ★が多い、フォロワーが多い、いいねが多い、PVが多い。
     これらは一次選考突破しか保証してくれませんからね。
     どんなに多くても、それ以下の作品が賞をかっさらうなんていうのは、賞レースの醍醐味みたいなところもあります。

     だから、アメ様くらい固定客がいるのなら、一次選考は意に介さず、最初から二次選考以上をにらんだ対策を練るべきかなと。

     選考さんに「これは書籍化してもいける」という確信を持たせる作品ですね。

     キャラクターと展開がありますが、どちらが優先されるかはレーベル次第。
     ライトノベル系のレーベルなら「キャラクター」に魅力があるタイプの作品がウケるし「書籍化」をしていきたいところです。
     展開重視のレーベルなら「こんな斬新な展開なら書籍化してもウケるはず」と思ってもらえるかどうか。

     アメ様としては『フレーヴァング』がキャラクター寄りで、『薄墨色』が展開寄りだと思います。坂野上弁護士くらいキャラが強いと、ライトノベル映えするんですけどね。ただ主役ではないし、登場したのは途中だけでした。
     だから『薄墨色』は展開重視のレーベル向けだと思います。KADOKAWAは一般文芸も扱っているので、そちらでの書籍化を目指せるかですね。

     こういったら元も子もないのですが。
     アメ様くらい書けるのなら、「カクヨムコン」に挑むとき、KADOKAWAのどのレーベルから書籍化したいか、を意識して物語を構築していくとよいですね。
     たとえば『薄墨色』は一般文芸の角川文庫から出したいとか、『フレーヴァング』は古典ライトノベルのスニーカー文庫から出したいとか。まあ富士見ファンタジア文庫でもだいじょうぶだと思いますが。
     どのレーベルも書籍化を奪わないような作品だと、才能の持ち腐れになりやすい。

     自分の書いている小説のパターンもしっかり把握しているので、あとは「どのレーベルから書籍化したいか」を強く意識して作品を作ると結果がついてくるでしょう。
     とりあえず、あと少しで連載も終わりますし、そのとき「どのレーベル向けかな」というのを見直してみましょうかね。