孤独な王

姫と似ているからって俺が身代わり? 残念国家に嫁いで戦争に巻き込まれた翼族の愛と戦い〜弱小国家フレーヴァング王国戦記〜

/作者 雨 杜和orアメたぬき

第一部 王族の結婚

第3章 クロード

孤独な王


https://kakuyomu.jp/works/16816452220315287250/episodes/16816700429603716363



「殿下はマリーナ妃殿下を愛していらっしゃらないのでしょうか」

「あの、殿下?」

⇒王と王妃の敬称は「陛下」ですね。殿下はまだ王子、王女の段階と宰相に対する敬称です。



「わかりませんが、ご不快になられたかと」

⇒「不快になる」は常体なのですが、「ご」を付けて「ご不快になる」とするだけで敬体つまり尊敬語になります。

 そこに尊敬の活用である「られる」を付けると二重敬語になります。

 ここは「ご不快になったかと」か「不快になられたかと」のいずれかです。

 より尊敬度が高いのは「ご不快になった」ですが、「ご不興を買ったかと」にすると自分のせいで目上の人を不機嫌にさせたことを指すのでより的確でしょう。



「いや、そうではない。レヴァルに聞くといい。ただし、厄介な男でね。人に打ち解けるに時間がかかる。さて、わたしは、まだ仕事がある」

⇒「人に打ち解けるのに時間がかかる」ですね。



※ファンタジーは連載回数と読者集計期間までの間隔がかなりシビアかなと思います。

 そろそろ連載は後半が見えてきたところかなと思います。

 ヴィトセルク王が兵を率いて戦うとなると、キャラに魅力があるので、面白さが増すでしょうね。

 そこまで読み手を引っ張るためにも、ヴィトセルクの魅力を高めておきたいところですね。

 冷徹王として戦に臨んでも、人情味がないから面白くならないんですよ。戦記ものって。



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