怪しい人ほど怪しくない、というパターンもあります

 部屋からコートを抱えて戻ると、松山が入り口近くで待っていた。

⇒この前の空行は、時間経過をしているので二行空けてください。



「今は黙って、後で話しますから」

⇒文の意味を考えると「今は黙って。後で話しますから」と句点にするべきです。




※今回は短いのであまり矛盾は感じませんでした。


 松山の「あのような犯行」が伏線として見事です。

 たいていの方はこれに引っかかるはず。

 気づかなくても伏線の回収をすると皆が気づくので、よい伏線になっています。


 面白いトリックを考えつきました。たとえば一眼レフカメラの超望遠レンズに飛びナイフを仕込んでおいて、写真を撮る要領で遠距離からナイフを飛ばす。これで「誰もいなかった」理由付けも回収できます。

(ここでこの先を明かさないでください。本文を楽しみにしている方が多いので、先を知られないことがこの物語の面白さを担保してくれますよ)。



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