メイドは、とっても役に立つ
https://kakuyomu.jp/works/16816452218537897016/episodes/16816452219305411811
「お嬢さまは少しお怒りにございました。自信家でございますから、どうも、お鼻柱をお折られになられたようにございます」
⇒敬語がおかしいですね。あえておかしくしているのかもしれませんが。
「お嬢さまは少しお怒りでございました。自信家でいらっしゃいますから。どうも、お鼻を折られたようにございます」
くらいかな?
「鼻っ柱を折る」「鼻を折る」は上品な言葉ではないので、これを尊敬表現にしてもあまり意味がありませんからね。かえって嫌味に見えてしまいます。
駝竜を走らせ、波止場に到着したのはお昼前だった。
⇒この直前の空行がひとつだけなので、時間経過を表現できていませんでした。ふたつにするか、記号を入れるかするべきですね。
波止場は大勢の人々でごった返していた。
⇒「大勢」は「多くの人」のことなので「波止場は大勢でごった返していた。」または「波止場は大勢の人でごった返していた。」ですね。
それはすぐに見つかった。ひときわ多くの人々が集まっている場所だったから。
⇒ここは「ひときわ多くの人が集まっている場所へ向かうと、それはすぐに見つかった。」のほうがよさそうなのですが、あくまでもこの小説の地の文はマリーナの心の声です。なので彼女がどういう思考過程をしているのかが、正解なんですよね。
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おそらくですが。
主人公がこれだけ性格を劇的に変化させている「きっかけ」が、亡き母カーラのサイコな話というのが、選考さんにどう受け止められるのか、ですね。
もっと納得のいく「きっかけ」に改めたほうがよいかもしれません。
たとえばアニータから注がれていた深い愛情を知って、深い感銘を受けたとか。
母が非道だと知ったくらいで、ここまで劇的に変わるのかな。
まぁ私の感性がドライすぎるのかもしれないのですが。
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