砂嵐と夜とあの人と
https://kakuyomu.jp/works/16816452218537897016/episodes/16816452218981544747
私たちはふたりきりだった。
⇒あれ? 駝竜はどうなったのでしょうか。
先に進めば出てくるかな?
少し進んだところで出てきましたね。であれば前回駝竜の手綱を手放した描写は必要かなと思います。
私はてっきりマリーナが手綱を握りながらユーセイに抱えられているように受け取っていましたので。
その間に、ユーセイはこういう場所に慣れているのか、暗い室内にランプを灯した。オレンジ色の灯りが広がる。
⇒「その間に」は要らないかなと。
あと「ランプを灯した。オレンジ色の灯りが広がる。」は「灯」の字が近いのが気になります。またこれは私がうるさいと感じるだけですが。「灯」は「ともす」と「あかり」ふたとおりで使いますが、ここでいう「あかり」とは炎そのものを指していて、そこから発せられる光を「灯」とは書かないのです。たいていの読み物で「明かり」と書いてあるのも、「明」に「(日月のような)放たれた光」の字義があるからです。
まぁ今はその手の分類は残っていなくて、字面の良さから「灯り」と書く人が多くなったようですけど。
だから、砂塵のドラゴンのなき声は『運命の別れ道』という伝承を聞いたことがあります」
⇒「分かれ道」と「別れ道」の違いについて。
一般的には「分かつ道」で「分かれ道」ですね。そこに「離れ離れになる」意をつけるときに「別れ道」と書く方がいらっしゃいます。
「分かれる」と「別れる」の差ですね。単に「二手に分かれる」と「夫と別れてひとりで暮らす」の違いがピンとくるかもしません。
そういう意味での「運命の別れ道」であれば「別れ道」でもよいかなと思います。
私は「運命の分かれ道」を選びますけど。
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ちょっと気になったのですが、サブタイトルが「砂嵐と夜とあの人と」ですが、今話は夜なのでしょうか。
たしか砂嵐に包まれて視界が利かなくなって真っ暗になった、だけなはずですが。
ここがちょっと気になったかなと。
先に進みますね。
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