舞踏会の恋は二重らせん階段から


https://kakuyomu.jp/works/16816452218537897016/episodes/16816452218819602913



 今回の添削箇所は少ないですよ。



 舞踏会の当日、グルヴィアが私室を訪れた。

⇒これだと視点がグルヴィアに移ってしまいます。

⇒舞踏会の当日、グルヴィアが私室を訪ねて来た。

 なら視点は離れません。


 ミルズガルズの城にいるとき、いけ好かないメガネの服装担当者に、さんざん苦しいドレスに慣らされたので、息が詰まりはしないけど。

⇒助詞「に」が三回出てきます。まず最初の「に」は句点を打って切り離します。次の「に」は「から」に変えて、全体を整えると次のようになります。

⇒ミルズガルズの城にいるとき。いけ好かないメガネの服装担当者から、さんざん苦しいドレスに慣らされていたので、息が詰まりはしないけど。


「そうでございましょうとも。特殊な魔石で作られた世界に二つとない宝玉でございます」

⇒「そう」の敬語は「さよう」です。

「さようでございましょうとも。」が正しいですね。ただしグルヴィアは馴れた相手ですので、それほど厳密な敬語でなくてもよいのかもしれません。

 また「特殊な魔石で作られた世界に二つとない宝玉」ですが、ふた通りの読み方ができます。

「特殊な魔石で作られた、世界に二つとない宝玉」と「特殊な魔石で作られた世界に、二つとない宝玉」です。これは読点をどちらかに打てば解消できます。


 父が私を導き、私は軽やかに身体を動かす。

⇒ここは「私を」を削ります。そうしないと一文に「私」が二回出てきてしまいます。



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 今回は添削箇所が少ないですね。

 会話が主体だったからかもしれませんね。



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