応援コメント

第25話 信長は味方さえも敵にした」への応援コメント

  • 当時の建前としては将軍足利義昭がナンバー1で、信長がナンバー2、ほかはその下といったところで、信長としては足利義昭が三番手以下と結束されると太刀打ちできなかった。だから結束される前に各個撃破しようと考えたはずです。もし信長に兵法の知識があれば、ですが。信長が『孫子』に通じていたかは知りませんが、もし知っていたら確実に各個撃破を実行します。まず最も組みしやすい敵を叩き、手強い敵とはなるべく戦わないようにしたはずです。

    ↑ 信長は兵法を知っていたかもしれませんね。信長包囲網ができたとき、彼が叩いたのは、一番の手薄な場所、そして、それが足利義昭だったんです。彼が一番叩きやすかった、手飼いの兵もいなかったので。そして、個別に撃破。まさに浅井朝倉の戦いは、そういう戦いでした。個別にひとつづつスピード勝負で戦っていたのです。彼の戦略、美しかったです。


    ところで、詳細なご意見。本当にありがとうございます。
    新人賞に、この作品を出す時は、私を主人公にしていない、こうした話、予備知識の部分は、すべて削るか、私視点で書き直しますね。ありがとうございます。この辺り、趣味で書いているところがありますから。

    作者からの返信

     アメリッシュ様、ご返信ありがとうございます。

     自身は兵法に通じていないで、兵法巧者を配下に持つという手で機能したのが羽柴秀吉なんですよね。天性の人懐こさで有能な配下を獲得していき、竹中半兵衛、黒田官兵衛を手に入れたことで、同時代最強の知略を有するまでになりましたから。
     もしかすると、半兵衛、官兵衛のような知略の持ち主を信長が抱えていたのかもしれません。ただ、配下が少なかったときに今川義元を桶狭間で破っていますから、大軍の持つ弱点・急所を見抜く目はあったはずです。
     寡兵で大兵に勝つ戦法がわかっていた。古来の柴田勝家あたりに策を出させたのか、信長のひらめきか。もし信長のひらめきならナポレオン・ボナパルト並みの天性の戦上手でしょう。

     また「新人賞」を目指すのなら、「勢い」は殺さないようにしてくださいね。
     第1章の終わりが主人公ではなかった。というのは、主人公アメが醸し出していた「勢い」を減じてしまうところがありますので。
     戦国時代の知識が、アメを通じて披露される。歴史をあまり知らないオババや戦国時代人に説明する際に生かされる。逆にそれ以外に知識を披露しても、「アメ」はどうなった、が気になる読み手が多いと思いますので。
     アメをどう活かすか、を最優先で考えてくださいね。おそらく「新人賞」を左右するポイントになりますよ。