天音さん、読ませていただきました。
小さな命をこれほどまでに慈しむと、読んでいて、なんだかカタツムリもワンチャンと変わらなく思えてきました。
やはり殻を失うと、カタツムリは生きていくことができないんですね。
この、永太くんの優しい気持ちは、優しすぎて逆に心配にもなります。将来、世間の汚れのなかで、どう成長していくのか。
真っ直ぐ育ってくれることを祈るのみです。
作者からの返信
レネさん
早速読んでくださり、コメントもありがとうございました!
ひかないで頂きたいのですが、これは私が今年したことをもとに書いたものです。実際はにんじんを食べることなく死んでしまって、それがあまりにも可哀想で、こうして小説にして昇華することにしました。
その子の名前は主人とムサシに決めたのでした。
栄太という少年にしたのは、あまりにも大の大人がこんなことをしたのを書くのは恥ずかしかったからです。でも、私はムサシを救うのに必死でした。死んでしまった時は悲しくて、お墓も作りました。
そのせいもあり、栄太は年の割には出来過ぎな子になっているかもしれません。子供は時に残酷ですものね。
小説の栄太はきっと真っ直ぐ育つと思いたいです。お父さん視点で書いたのが自分では気に入っています。
栄太の気持ちがいいよね。失敗しても、その後の行動がその人となりになると思うのです。
にんじんを少しかじったという箇所にじーんとしました。
作者からの返信
アメリッシュさん
コメントありがとうございます!
そうですね。たぶんこのことで栄太は命の大切さを学んだと思います。
にんじんをかじったシーンが実は一番書きたかったところで、じーんとして頂けてすごく嬉しいです!
ありがとうございました!