傲慢

おごり高ぶって人を見下す事。また、その様子


言葉の意味はこう


つまり、自分は人より優れていると思い込む事はいけません

謙虚な気持ちを忘れない様にと言う注意喚起


傲慢が引き起こすトラブルで思い浮かぶのは

会社でのパワーハラスメント

学校で起こるいじめ

この二つは当てはまるのでは無いかと言う


どちらも加害者側が罪だと声を上げてくれる人が少ないと言う共通点もある


海外に目を向けると、加害者側が精神的に異常で行動すると考えられることがあるらしい

ただ日本の場合、被害者が恥じて立ち向かえないと言うことの方が考えられる事として多い気がする


筆者も後者の考えが真っ先に出てくるし、実際そう行動してしまっていた


学生時代、人数が少ない環境にいた為

名前・家・家族構成・大まかな性格

細かく言ったが、この人はどんな人ですか?問われれば

クラスの子が答える事が出来る

今考えれば恐ろしい環境だ


そんな環境で何が困ったかと言うと

何かがあった時に逃げ場がない事


いじめがあっても新しいクラスとかに逃げられない

ハブられてしまっても新しい輪になんかいけない

学校に行かなくなったら瞬く間に噂になる


何をするにしても誰かの目に付く環境でのストレスは

家の中での傲慢へと変わっていき

いつしか外でも出る様になっていった


その頃の私は、頑張ればなんでもできた


そこで謙虚さがあれば良かったのだが

練習もしていたので、自信に溢れてて

自分が一番と思っていたし、口に出てたと思う


その気持ちが周りの人には傲慢に見えてただろう


お陰様で見事いじめの対象


突然開始された無視は何が起きたのか分からなかった

周りからはいつも一緒に居るねと言われるくらいの仲の良かった子

そんな子からの無視はだいぶ精神にトラウマを刻み込んだ

後から知ったのだが、結構前から嫌われていたらしい


それを知ってからは、いくら仲が良くてもどこかで壁を作る様になっていた

いや、ただ心の門が開かなくなっただけかもしれない


ここで私が学んだ事は、学生時代のトラウマ

培われた能力は大人になってからも色濃く出てしまう事


傲慢が押したスイッチはその環境でオフになるかもしれない

でも、そこから入る事が怖くなって前に出る事をしなくなるかもしれない事を忘れないで欲しい


全て憶測だし、個人の見解に過ぎない

筆者が体感したことになるのでそうなんだと思っていただければと思う

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七つの大罪 きな子もち @kinakomocchi

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