第7話

「キミはどこから来たんだい?」

ボクが僕Aにたずねた。

「さあ、わからない」

「わからないって」

ボクがボソッとつぶやいた。

「わからないってことはないだろう。記憶喪失じゃ

あるまいし」

「記憶は盗まれた」

「盗まれた?」

「そう。記憶窃盗団(不思議倶楽部)の

ドン、アナカイトアルマジロにして

やられた」

僕が突っ込んだ。

「どうして、そのアルマジロはキミの

記憶を盗んだんだろう」

「ボクが地球🌏🌏🌏🌏🌏創生の真実を

脳🧠のメモリーに記憶させているからじゃ

ないかな」

「地球🌏🌏🌏🌏🌏創生の真実」

ボクはオウム🦜🦜🦜返しのように

そうコトバを発した。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ある雨の夜に @uwm54213

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る