あなたの居場所はどこですか、帰る場所はありますか

いつからこんなにも私は弱くなってしまったのだろう。

いつからこんなにも人が怖くなってしまったのだろう。


子供に戻りたい


ふと、強く思う時がある

子供の頃は今よりもっと素直だったはずだ

今よりずっと綺麗だったはずだ

今よりも輝いていたはずだ

だから、思ってしまう

子供に戻りたい、と

でも、戻るってどこに?

私の居場所なんてどこにもないでしょ?

私を好きになる人なんていないでしょ?

どこに行きたいというの?

どこにも行けないのに?

暗い闇の中にいる

一人ぼっちの私

辛くても、怖くても、苦しくても、

人に頼れない

頼る人なんていない

迷惑なだけ


消えてしまえ

こんなわたし

消えてしまえ

こんなヒト

消えてしまえ

こんな夢

消えてしまえ

こんな世界


生きづらくなった

息苦しくなった

こんな世界で

こんな世の中で

こんな社会で

生きるというのは

あまりにも酷だ。

ここは地獄だ

生きづらくする連鎖は止まらない

生きやすくしようとする動きはない

互いに首を絞めあっている

互いに貶めあっている

泣いている

叫んでいる

助けを求めてる

でも、そんな声なんか誰にも届きやしないんだ

いつもこの仮面が弾いてしまう

キミはいつもニタリと笑うだけ


夢であって欲しい

夢にして欲しい

でも、そう願うほど

ここが現実だと否応なくわかる。


こんなの嫌だ

こんな世界嫌だ

こんなワタシ嫌だ

だってわたしは、


ただ、

傷つきたくなかっただけ

苦しみたくなかっただけ

幸せになりたかっただけ

ただそれだけだったのに


それだけで良かったのに

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る