キミとボクの分岐点
僕達はいつから道を違ってしまったのだろう
もしも、あの時間が続いたのであれば、
今とは違う結果になっていたのだろうか。
もしも、離れていても繋がってられることが出来たのなら、
もっと違う未来になっていたのだろうか。
もしも、もしも、と考えるけれど、過去はかえられない。
それに、きっと自分を変えるのだって僕にはできっこない。
あぁ、なんであの時もっと頑張らなかったんだろう。
なんで今も頑張れていないんだろう。
なんで、直ぐに諦めちゃったんだろう。
なんで直ぐに諦めちゃうんだろう。
なんで、僕は今こんなに後悔をしているのだろう。
なんで後悔しか残らないんだろう。
あの時ああすれば今も君の隣に並べていたのだろうか。
君を引っ張って前を進んでいたあの頃と同じように。
君を気遣う余裕があったあの時のように。
今も胸を張って君の親友だと言えたのだろうか。
僕にはそれが分からない。
頑張れなくなってしまった僕には。
諦めてしまった僕には。
分からない。
こんなになってしまった僕はもう
きっと、二度と君を親友だと呼ぶことは出来ないのだろう。
頑張ってきた君。
諦めなかった君。
全力で生きてきた君。
そんな君だから。
僕には君の親友を名乗る資格なんて持ち合わせていないのだ。
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