第十四話『一息』
「ツまらん。消えろ、A
文字通り一息で、士気が著しく崩壊していたデーモンキラー級討伐者達(100人相当)を全滅させる攻撃を放った。
「あ」
その攻撃に誰も反応できず、大爆発がその場に巻き起こる。
頼りになる神官のリーダー。
将来ドラゴンスレイヤーに成ると豪語した剣士。
黄金の騎士に淡い憧れを抱いていた神官少女。
――そんな彼らがいた場所は、巨大な魔力の塊が通り過ぎた事により、誰一人生き残ることを許さなかった。
「ナにが警戒しろだ。アホらしい……」
プレイヤーを警戒し過ぎている自身の同族に、愚痴を入れつつ進撃を再開しようとする虹の竜王。
確かにこのままでは、ピースメーカー王国の滅びは確実であろう。
――しかし、今のド派手な攻撃により黄金の殺戮天使に、プレイヤーに気付かれた事を虹の竜王は察知できなかった。
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