第6章『黄金の殺戮天使VS虹色の天神竜』
第1話『飛翔』
「――――あの爆発地帯に強いのがいるな」
「うふふ。お父様どうするぅ?」
分かり切っているいることだが、娘の輝夜は、ゴールドに一応尋ねた。
「行くさ。どう見てもアレが、
そう言いながら、ゴールドはNPC達に指示を出す。
「エリザベートは、私と一緒に来い。輝夜はレティシアを守りながら合流しろ、直ぐに片は付く」
「え~お父様と離れ離れぇ?」
珍しく落胆の声を出した輝夜。
それとは、対照的に喜色を滲ませた声で答えたエリザ。
「……了解致しました、ゴールド様……」
(……エリザ嬉しい、ゴールド様と二人っきり、それにアノゴミ屑を視界に入れないで済む……)
「それじゃあ、レティシアに伝えておいてくれ輝夜」
「うふふ。まあぁ仕方ないわねぇ、早く帰ってきてよねぇ」
現在レティシアは、軍の再編成の為に各種指揮官と打ち合わせを行っていた。
その為ゴールド達とは別行動を取っていた。
「さて、件の虹の竜王とやら世界大会の錆落とし程度の相手になってくれるだろうか?」
そして、ゴールドはエリザベートと二人で虹の竜王へと向かう為、飛翔した――
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