救済
いつきあやと
矢嶋優
常に景色が、色褪せて見える。
あれは茶色、あれは灰色と、色の判断はしっかり出来ている。ただ景色の色がどれも生気のない色合いに感じる。なんとなく、空気までもが濁っているようだ。
俺の視界に入らない景色はきっと、鮮やかで残酷な程に美しいだろう。
俺は......死んだように生きている。
救済 いつきあやと @itukia
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。救済の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。