応援コメント

第1-3話 早く帰りたい」への応援コメント


  • 編集済

    「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみよう」企画参加ありがとうございます。

    ここまで読ませていただきました。
    率直な感想を。


    執筆速度が素晴らしく速い分、省みられてない表現が多い話だと感じました。具体例として、

    「私は、救いようがないほど、愚かだった。」理由の明示がない。

    その他の箇所もちらほら自罰、自虐的な感想が記述されているが理由がほとんど書かれていない。

    作者だけが原因を知っている鬱々しい感情を何の脈絡もなく提示され何のフォローもないのでは読者は「わけわからないな、めんどくさいし読むのしんどいからもういいや」となりがちです。

    その他の書きぶりを読者目線で見ると、どうも「作者がその場その場で思いついたトピックス、目に写った話題に飛び付いてまくし立て、次のトピックスに気づいたらまたまくし立て……あれ? 始めに切り出した問題提議の言葉って何だったっけ?」となっている印象を受けました。adhdの知り合いと会話しているような。

    訓練法として、

    ①「投稿した1回分の内容(2500字くらい)を50文字以内に要約してみる」をし、
    ②「この話はどういう情報を読者に伝えたくて書いたのか? を50文字以内に書き出す」をし、

    両者を比較してみてください。
    ①と②がずれていたり、脱線してる意味のない記述や、書き忘れて伝わりようがない記述があるはずです。

    この作品、推敲することでかなりの冗長な記述を削ることができ、小説としてすっきりすると思います。

    作者からの返信

    丁寧な感想を本当にありがとうございます。

    まさに、おっしゃる通りだと思います。

    主人公の設定を早く明かそう、明かそうと思いつつ、結局中盤まで明かす機会を逃し続けたのは、大きなミスだと自覚しております。このために、1と2の話を丸ごと削除するか、書き直そうかと思っているところだったので、ご指摘いただけて、すっきりしました。

    序盤は特に、何も知らない読者には分かりえない表現が多い、という点は、恐らく、作者が作品に心酔している故なのでしょうが、そこはちゃんと自戒して、伝わりやすい書き方に直していこうと思います。

    また、要約ではないのですが、後からタイトル付けをした際に、結局何が伝えたかったんだ……といった引っ掛かりを、いくつも覚えました。同様の点をご指摘いただき、この違和感を大切にしていこうと改めて感じました。要約にも挑戦してみようと思います。

    どうしても、作者視点で読んでしまい、先が分かっているからこそ、たとえ冗長であったとしても、前フリの回収がなかったとしても読み進められてしまう──という点に関しては、現在、他の読者様の作品に触れることで、読者としてのスキルを高めようと試みている最中です。今後、改善していきたいと思います。

    とても参考になりました。本当に、心から、ありがとうございます。

    私が読んだとして、ここまでしっかりしたことが言えるかどうか分かりませんが、そちらの作品にもぜひ、お邪魔させていただきます。