　よくカラオケに行く夢を見る。

　単純にカラオケ行きたいときもそうだけど、大声だして発散したいな、とか、体調悪いから逆に元気出したいなというときにも見る。

　今回はほぼすべてか重なった感じ。

　だが、夢の中では普通に歌えないことがほとんどだ。

　今回もなかなかハードルが高かった。

　まず、現時点で京都には緊急事態宣言が発令されていてカラオケ店はすべて休業している。

　それを反映して、夢の中でもお隣の奈良までわざわざカラオケに行っている。奈良いい迷惑だな（笑）。

　次に、なぜか学生さんがすごく多い。

　カラオケ店に向かう学生さんもちらほらいるのでわたしは速足でお店に入っていった。

　受付を済ませて部屋を探して店内に入っていくと、わたしが入る部屋のそばに広いホールみたいなスペースがあって、高校生らしき子達がたくさん座っている。何か研修とかそういうのを受けているような雰囲気だ。

　え、このホールの隣の部屋で歌うの？　声だだもれじゃない？

　これはどうするべきかと考えた末、機械とマイクの音量を下げてかわりに大声で歌うという方法をとることにした。

　さて、何歌おうかなーと選曲の分厚い本（４０代より上なら知ってるかな？）をぺらぺらめくって、曲の隣のバーコードをペン型のリーダーで読み取ると機械に転送されるという、ハイテクなのかそうでないのか判らないシステムを違和感なく使って……、選んだのは「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」。

　なぜいきなりそれ（笑）。

　ちなみに歌詞はこちら。

　https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/watashi-aoi-yuuki/ganbare-kumoko-san-no-theme/

　めっちゃくちゃ早口の曲（特に２番以降）。興味のある人は検索して動画見てね。

　で、思いっきり歌うのはいいが歌詞の表示がめちゃくちゃ。

　表示は画面の下半分だけで（これも昔のカラオケっぽい）、当然表示が間に合わず（以下略）とか書かれてるし（笑）。

　暗記して歌うの前提か！

　とか歌ってる最中に目が覚めた。

　寝てる間に大声で蜘蛛子さんのテーマ歌ってなかっただろうかと心配したが、どうやら大丈夫だったらしい。

　しかし面白いことが発覚した。

　どうやら同じ部屋で寝ていた娘の夢と少しシンクロみたいな感じになってたみたい。

　ムスメの夢にも大きなホールに学生さんがたくさんいて、わたしがカラオケで歌ってたシーンがあったという。

　ムスメもカラオケ行きたがってるし、母子の欲望がシンクロしたのかもしれないな（笑）。

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