第10話僕達の学校生活

さて、初めに言っておこう

我々は陰キャの集団だ

土井と美咲は上のクラスだからずっと勉強で安原はずっと寝ている

さて、今日は俺 湯崎信哉の一日に密着してみよう

朝8:30ごろ学校到着

「おはよー」

「おはよー」

「今日も寒いねー」

「だなぁ」

今話してるのは野波拓(のなみたく) 幼稚園からの腐れ縁と言う奴で高校も同じでよく話している だ が 男 だ


さて、学校に着いた

俺らが在籍する高校は普通クラスと特進クラスに分けられている

そして、俺らが在籍するのは特進クラスだ

土井と美咲は1組(オバケ)で俺と安原と野波が2組に分けられている

ぶっちゃけ1組の様子はほぼ分からない。分かっていることは授業終わりの十分休憩、昼休み、放課後といったありとあらゆる時間を全て勉強に使っていると言うことだけだ。ほんとに同じ人間なのだろうか、尊敬する。


授業は真面目に受けます。

安原は寝ています


休み時間は本を読みます

安原は寝ています


お昼休憩は野波と食べます

安原はイヤフォンしてラジオ聴きながら一人で食べます


午後の授業もちゃんと受けます

安原は寝ています

あ、先生に起こされてら


そして放課後は帰るまで時間があるから自習をします

ここでクラスのほとんどの人は帰ります

ここで寝て充電してた安原のボルテージがMAXになります

「俺ゲーム思いついたわ」

「どんなー?」

とりあえず聞く

「プレイ人数は2人で」

「おん」

「まずプレイヤーは全裸になります」

はい、いつも通りですね

「うんうん」

「そして勃起させます」

「なるほどなるほど」

「それを武器にして戦います」

「なるほどぉ!」

いや、なるほどぉじゃねぇだろ俺

「名ずけてKENGO」

「剣豪って事ねなるほど」

「剣豪とちんこうって似てるね」

辞めろ安原、これ以上話進めるとまた女子が先生に言って説教コースだ。

過去に2回、俺と安原は放課後にクソデカボイスで下ネタを話して先生に報告されている。

「確かに似てるけどやめようね」

「効果音はキィンじゃなくてチィンだな」

「もういっそなことそのゲームで漫画でも書いてしまえ」

こんな感じで俺の学校での1日は終わる

そんで帰ってチャットで話して寝る毎日


でもこんな毎日が地味に楽しい



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