今日からペット♡


正直休もうかなとも思った。なのに‥‥‥


「なーんで来ちゃったかなー」


S組に通うことになった翌日、下駄箱に靴を入れながらボソッと呟くと、夢野が背後から抱きつくように俺の背中にピッタリくっつき、左肩に顎を乗せてきた。


「本当、なんで来ちゃったの?」


可愛い子に密着された緊張感で、ザワッと全身に鳥肌が立ち、言葉が出なかった。


「1、2。私の質問には1秒で答える。昨日教えたよね?」 

「い、いきなり密着されたらビックリするって」

「お仕置き決定。付いてきて」


黙って夢野に付いて行く途中、笑顔で手を振る天沢先生が目に入り、苛立ちが込み上げて思いっきり睨んでやってが、一人で大笑いし始め、更に苛立ちが増した。


「冬華ちゃん、なんで笑ってるの?」

「さ、さぁ?それよりどこ行くんだ?」

「女子更衣室」

「男は入れないだろ」

「別に朝一なら誰も来ないし、内側から鍵かけれるから安心して」


近くを他の生徒が通る度に声のトーンが上がるとか、その器用さを他に回すべきだと思う。それに、鍵かけるから安心してってなに⁉︎安心できないわ‼︎死刑宣告だよ‼︎そう思っているうちに女子更衣室に着き、大人しく中に入ると、夢野はすぐに内側から鍵を閉めた。

女子更衣室は爽やかな匂いがして、ゴミ一つ落ちていない。やはり男子更衣室とは違う。


「とりあえず正座」

「は、はい」

「言うこと聞けていい子だねー」


俺の身長がもっと低ければ、絶対にパンツが見えた。身長高くなりたくて、牛乳飲みまくった小学生の頃の自分を殴りたい。


「なにスカート見てんの?」


視線の位置がバレ、焦って視線を夢野の靴にズラすと、夢野は横長の水色の椅子に座って足を組んだ。


「マジでキモい。だから男は嫌いなの」


今の方がパンツ見えそうですけどー⁉︎てか、ミニスカートなのが悪いだろ!俺は悪くない‼︎


「あっ、そうだ!」


夢野はカバンからストローの刺さった苺ミルクの紙パックを取り出して、俺の目の前にしゃがんだ。


「口開けろ」

「あー」


言われるがまま大きく口を開けると、夢野はニコニコしながら苺ミルクの紙パックを口に突っ込んできた。


「んがっ!」

「昨日は苺ミルクをくれてありがとうね。これはそのお返し」


お返しってもっといい物だよね⁉︎これじゃ仕返しだろ‼︎


口から紙パックを取ろうとしたが、夢野は俺の右腕を掴んで背後に回り、片方の腕で自分のカバンの中を漁り始めた。


「どこだったかなー」


そのうちに俺は、掴まれていない左手で紙パックを取った。


「なにしてるんだ?」

「は?なに勝手に取ってんの?」

「人間には腕が二本あるんだぜ?知らなかったか?因みに脚は8本。あっ、それはタコか」


ふざけて状況が変わることを期待したが、背後にいる夢野から、ただならぬ怒りのオーラを感じる。

その瞬間、左腕も掴まれて後ろに回され、なにかでキツく腕を固定されてしまった。


「ちょ、ちょっとー?動かなくなりましたよー?」

「じゃーん」


小さな鍵を見せられ、腕の感覚で手錠だと分かった。


「じゃーんは、もっと元気よく言うやつだろ」

「黙れ。これは手錠の鍵。これをー、今から学校のどこかに隠しまーす」 

「はっ⁉︎」

「んじゃ、頑張ってねー」

「ま、待って!んっ‼︎」


夢野はまた俺の口に紙パックを突っ込み、更衣室を出て行ってしまった。


非常にまずい‼︎これじゃ扉を開けるのも一苦労だし、開けれたところで、紙パックを咥えて手錠しながら校内を歩き回るとか、考えただけで死にたくなる。

それでも女子生徒が更衣室に来るよりはマシだと考え、後ろを向きながら器用に扉を開けた。


「ん‥‥‥」


振り返ると目の前に、少し驚いた表情の白波瀬が立っていた。


「んんっん‥‥‥」

「なにをしているの?それと、今なんて?」


『終わった』と言ったのだ。こんなの見られたら人生終了だ。


「んんんんんんんん」

「俺は変態。そう、キモ」


違うわ‼︎‼︎‼︎『俺は無実だ』と言ったんだ‼︎てか、真面目そうな見た目で『キモ』とか言うなよ‼︎『気持ちが悪いわね』とか丁寧に言いそうなイメージが崩れたわ‼︎丁寧に言われても嫌だけど‼︎丁寧に言われた方が傷つきそうだけど‼︎


「んっんんん」

「取ってくれ?」


伝わった‼︎必死に首を縦に振ると、白波瀬は口から紙パックを取ってくれた。


「助かった!ありがとう!」

「この苺ミルク、側面に夢桜って書いてるわよ。貴方......やっぱり変態ね」

「これは罠だ‼︎俺は変態じゃない‼︎信じてくれ‼︎」

「変態はみんなそう言うのよ」

「なにその、犯人はみんなそう言うみたいな言い方」

「犯人でしょ?女子更衣室で夢野さんが飲んだ紙パックを咥えて、自ら手錠を付けて興奮してたんだから」

「してないわ‼︎てか、意外とよく喋るな」

「人間だもの」

「りんを。じゃなくて、頼みがあるんだけど「なに?」

「この手錠の鍵が、学校のどこかにあるんだ」

「私に探せと?」

「そうだ!頼む!」

「‥‥‥はぁー」


白波瀬は溜息を吐き、めんどくさそうな表情をした。


「しょうがないわね」

「ありがとう‼︎更にオマケでありがとう‼︎」

「と、言いたいところだけど無理ね」

「ん?は?」

「どんまい」


白波瀬は冷たい視線で俺を見つめながら扉を閉め始めた。


「待て待て!閉めないで!」

「一生そこに居るといいわ」


クソ‥‥‥せっかく開けたのに。そう思った時、すぐに扉が開いた。


「おぉ!本当に行っちゃうかと思った!助かっ‥‥‥天沢先生か」

「よっ、変態」

「いいからなんとかしてくださいよ」

「これが欲しんだろ?」


天沢先生は、何故か手錠の鍵を持っていた。


「どこにあった⁉︎」

「女子トイレだ。流川を女子トイレに入らせて、変態扱いしたかったんだろうな」

「は。ヤバすぎ」

「こちょこちょこちょ〜!」

「ばっかー!やめろ!」


天沢先生は俺が手を使えないことをいいことに、楽しそうに脇腹をくすぐってきた。


「それそれ〜」

「やめっろ!あははははは‼︎」

「よし、満足したから外してやる」

「最初から外せよ......」

「はいはい。借り1な」

「嫌な大人だ」

「ほら、外れたぞ」

「ありがとう」


なんだかんだで助けてくれる天沢先生は、今の俺には居なくてはならない存在だ。ムカつくけどしょうがない。


「教室で白波瀬がいる時は夢野も普通だ。その時に話してみろ」

「話したくないですよ」

「流川が話さなくても、夢野は次から次へと流川を攻撃するぞ」

「まぁ、なんとかします」


それからS組に行き、二人と目を合わせないように自分の席に着くと、尻に嫌な違和感を感じた。


「なっ⁉︎」

「塁飛くん?大きな声出してどうしたのー?」


なんて白々しい‼︎ズボンと椅子がピッタリくっついて離れなくなってしまった。多分接着剤だ。


「クッソ!」

「あははー!なにそれー!マジックー?」

「夢野がやったんだろ!」

「なんで‥‥‥私、そんなことしないのに‥‥‥」


泣いてるー⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎それじゃ、白波瀬か⁉︎

白波瀬を見ても、本を読んでるだけで、騒いでいる俺達に興味を示さない。


「塁飛くん‥‥‥酷いよ!」

「ま、待て!」


夢野は顔を隠しながら教室を出る時、一瞬俺の方を見て、挑発するように小さな舌を出した。


「白波瀬」

「‥‥‥」

「今の顔見たか?」

「‥‥‥」

「無視かい‼︎」


尻に椅子をくっ付けまま、必死に夢野を追いかけると、夢野は二階の廊下で携帯をいじっていた。


「居た!」

「なに?追ってきたの?」 

「これは冗談じゃ済まないぞ!」

「S組に来るのが悪いんだよ。にしても無様な格好だね〜。すっごい可愛い」


無様か可愛いかハッキリしてほしい。答えは言葉通り、両方なのだろうが。


「それより、これどうするんだよ」 

「取ってほしい?」

「取れるのか?」

「ズボン脱げばいいだけじゃーん」

「できるか‼︎アホ‼︎」

「アホ?」

「い、いや。冗談」


天沢先生が言っていた通り、普通に話してみるか。こんなのが毎日じゃ耐えられないしな。


「なぁ、ちょっと話さないか?」

「は?なんで?」


天沢先生は、夢野の性格を否定するなとも言ってたな。


「夢野はこういうことするけどさ、実はいい人なんじゃないか?」

「‥‥‥」

「なんとなくだけど、そんな気がする」


夢野は眉間にシワを寄せ、俺のネクタイの根本を強く握った。


「お前に何が分かる‼︎」

「お、落ち着いて」

「私はお前に良いところなんか見せてない!なのに適当なこと言うな!」


このまま押せば怒りがエスカレートするかもしれない。でも引けば、適当だったとバレて次のチャンスがなくなるかもしれない。押すしかない。


「て、適当じゃない。夢野はいい人だ」

「どこが?言えないでしょ?」

「俺がS組に来た時、笑顔で自己紹介してくれただろ。気まずい空気を切り裂いてくれた。それに、白波瀬の意地悪から守ってくれた」

「あんなの建前に決まってるじゃん」

「嘘でも、俺はあれが嬉しかった。だから俺にとって夢野はいい人だ」


こんな自然にスラスラと嘘がつける自分の新たな才能に驚くと同時に、嘘がバレたら何されるか分からない恐怖にも襲われていた。

それに、こんなことで心を開くほどチョロくないだろう。


「へっ、へー‥‥‥私の話し、聞いてくれる?」


思った100倍チョロかった‥‥‥


「とりあえずジャージに着替えていいか?」

「う、うん」


トイレでジャージに着替え、ズボンがくっ付いたままの椅子を教室に戻し、二階に戻ってきた。


「どこで話す?」

「保健室とか?人居ないと思うし」

「よし、行こう」


夢野が話したいことってなんだろうな。心に抱え込んだ何かか?こんな簡単に話せることは抱え込むはずないか?


保健室に着くと本当に誰も居なく、黒く硬いソファーに二人並んで座った。


「話って?」

「私、モテるの」

「は?」

「だって私って可愛いでしょ?だからモテるの」

「そ、そうかもな」


なに自分で言ってんの⁉確かに︎可愛いけども‼︎


「でも顔だけ‥‥‥みんな好意を持って近づいてくるのに、私がドSって知ったとたんにビッチだとか噂立てて。なら最初から近くなって話し。だから男は嫌い」


ドSって自覚もあったのかよ‼︎


「で、でもあれだ、人によっては好きな人がSなら嬉しい場合もあると思うぞ」

「なんでSだとビッチなわけ?私はまだ処っ、手も繋いだことないのに」


今なに言おうとした⁉︎


「あ、あれだ!」

「なに?」

「経験豊富そうに感じるんだろ。SとかMとか、どうしてもそういうことに結び付けちゃうのも分からなくないし」

「ポチは、私がビッチだと思う?」

「ポチ言うな」

「1、2」

「思わない‼︎」


今、2秒まで数えてたけど大丈夫か⁉︎


「でもどうせ、今私と二人きりだからそう言うんだよ。友達と一緒に私の話しになったら、すぐに意見を変えるはず」

「それなら安心しろ。俺に友達はいない!」

「は?マジで言ってんの?可哀想。惨めすぎて笑えてくるわ」


そう、真顔で言う夢野を見て、俺は勢いよく立ち上がった。


「笑うなよ‼︎泣けよ‼︎てか、笑えるとか言うなら少しは笑えよ!なんだそのゴミを見るみたいな目‼︎」

「なに言ってんの?キモいんですけど」

「は、はい。まぁ、とにかく、性格まで受け止めてくれない男と付き合わなくてよかったって、前向きに考えればいいんだよ」

「恋愛したことないくせに何言ってんの?」

「勝手に決めるなよ」

「あるの?」

「ないよ‼︎」

「うっさ!デカい声出すな!」

「すまん」

「まぁ、ポチの恋愛とか興味ないけど」

「なんだお前!」

「は?」

「いえ、なんでもないです」


夢野は立ち上がり、笑顔で俺の頭を撫で始めた。


「敬語使えて偉いねー!今日からいっぱい可愛がってあげるからねー♡」

「勘弁してくれ」

「あ?」

「嬉しいです」

「よかった!今日から私のペットね!」

「ん?今なんて?」

「S組に通うのを許可するって言ったの」


いや、言ってないだろ『今日から飼い殺してあげるね!』って言っただろ。俺にはそう聞こえたぞ。


「さぁ、教室戻ろう!」

「おいおい」


その瞬間、天沢先生が保健室の扉を開けた。


「ここに居たか。夢野、流川借りるぞ」  

「はーい!」


そのまま俺は、天沢先生に生徒指導室に連れてこられた。


「なんですか?」

「よくやった!今日は流川にご褒美をやろう!」 

「マジ⁉︎」


天沢先生がテーブルの上に出したのは、紙パックのコーヒーだった。


「これ好きだろ!」

「俺が好きなのは苺ミルク」

「そうだったか。んじゃ、これは私が飲む」

「最初からそのつもりでしたよね」

「バレた?」

「まったく。てか、夢野との話聞いてたんですか?」

「もちろん。夢野にあまり変化は見られないが、S組に通うことを許してくれて良かったな」

「そうですね」 

「これからは毎日いじめてもらえるな!」

「それじゃ状況変わらないだろ!」

「まぁまぁ、あまり大きな声を出すなポチ」

「おいこら」

「でも、白波瀬は手強い」

「そうなんですか」

「白波瀬のことはタイミングを見てでいい」

「みんなの心を救ったら、何か賞金とかあるんですか?無理矢理俺をS組に入れたんだから、詫び石6億個は配布してもらわないと」

「そうだなー。私がいいことしてやろう!」

「はっ⁉︎」

「約束だ!話は終わり!教室に戻れ!」


いいこと‥‥‥天沢先生といいこと⁉︎ま、せいぜい苺ミルクを買ってくれるくらいだろう。そう思いながら、生徒指導室の扉を開けた時、天沢先生は俺を呼び止めた。


「言い忘れてた」


振り返ると、コーヒーにストローを通しながら、いつになく真剣な表情をしていた。


「なんですか?」

「夢野の闇をあれだけだと思うな。美少女の闇は、もっと深いぞ」

「え」

「さっきの話は、あくまで男嫌いになった話だ。何故S組に通うことになったか‥‥‥そこはデリケートな問題で、一歩間違えればS組の崩壊に繋がる」

「へー。んじゃ、ご自分でなんとかしてください」

「んっ、コーヒーうま」

「おい」


天沢先生は、それ以上話そうとはしなかった。S組の崩壊に繋がるってなんだ?とにかくあれか、夢野は地雷ちゃんってことだ。


「失礼しました」

「おう。私もこれを飲んだらS組に戻る」

「了解です」


生徒指導室を出て、自動販売機に向かう途中、目の前から夢野が歩いて来た。


「ポチ」

「ん?」

「ちょっとジッとしてて」

「う、うん」


夢野は、メジャーを俺の首に巻いてサイズを測り、何も言わずにどこかへ行ってしまった。


「え、今のなに」


その日は、夢野から更なるいじめを受けずに平和に下校することができた。


翌日、制服のズボンを2着持っていた俺は、普通に制服姿で学校に登校した。

下駄箱を開くと、青い首輪と手紙が入っていた。


「ん?『ポチへ。今日からこれを付けろ。夢桜様より』は?」

「付けろよ?」

「居たの⁉︎」

「嬉しいでしょ?ご主人様からのプレゼント」


嬉しくないし、急に背後に現れないでほしい。心臓に悪すぎる。


「ほら、付けてみて」


ここで断ったら怖い。絶対怖い。

しょうがなく首輪を付けると、夢野の頬が少し赤くなり、息遣いが荒くなった。


「ハァ♡ハァ♡」

「ど、どうした?」

「いい♡可愛いよ♡」


いじめて興奮する変態だー‼︎‼︎‼︎


「とりあえず学校では外す」

「ダメ」

「恥ずかしいわ!」

「それがいいんでしょ?私に支配されて恥ずかしがる。こんなに興奮すること他にある?」

「あるよ!」 

「例えば?」 

「言えないわ!」

「そっか。ほら、行くよポチ」

「あー、もう。はい」


S組に行くと、まだ白波瀬は来ていなく、夢野の机が俺の机とピッタリくっ付いて、望まない展開に目を閉じるしかなかった。


「今日から隣で授業受けようね」

「男嫌いなんじゃなかったのか?」

「ポチは別」 

「そ、そうですか」

「だって犬だし」

「一応オスだ」

「あっそ」

「えぇ‥‥‥」


それから夢野は授業中、俺の太ももを誘惑するように触り、俺の反応を見ながらずっとニヤニヤしていた。

多分、夢野の男嫌いというか、俺嫌いは更生できたはず。だか、ドS変態をなんとかしないと、俺の精神がもたない。

それでも一時間目の授業を乗り越えると、いつも授業が終わるり、すぐにコーヒーを飲みにいく天沢先生は、珍しく教室の自分の椅子に座った。


「急だか、明日はみんなで山登りに行くぞ」

「えー、なんで山登りー?」

「S組は他のクラスみたいに単位を取るのが難しい。だから他のクラスと違って行事が多いんだ。行事もイベントと思えば楽しめる!」

「なら、最初からイベントって言ってよ〜。冬華ちゃんのいじわる〜」

「悪い悪い。とにかく明日は山登りイベント!6時にジャージで校門前集合!タオルと水筒と弁当!お菓子は300円まで!もし、私にもくれるなら300円超えてもいいぞー」


よし、300円以内で収めよう。


「白波瀬も分かったか?」

「問題ないです」

「よし!首輪付けてるポチくんもいいな?」

「わざわざ言うなよ‼︎」

「よし、大丈夫そうだな」

「てか、明日って土曜日ですよね」

「しょうがないだろ。山に行くためのバスの予約が明日しか取れなかったんだから。どうせ暇だろ?」

「まぁ」

「よし。んじゃ、明日遅れんなよ〜」


山登りで学校の単位が取れるかよ‼︎山登りで俺達の仲を深めよう大作戦とか考えてるんだろうな。こんな暑い中で山登りなんてしたら逆効果だろうに。

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