儚い

命が燃えている

静かに揺蕩って

燃えている

いまにも消えそうな

かよわい炎

ときどき ぶわっと

大きく燃え上がる

目には見えないけれど

同じものを持っているからこそ

感じるだろう

大きく燃え上がった命の炎を

美しいと思えるのだろう

ひとはそれを

命の輝きとでも

呼ぶのだろうか


世間ってやつは

冷たい風を

吹かしている

命の炎を

消しにかかってくる

だからこそ

夢や希望を

くべてやって

炎を大きくしてやるのだ

前に進もうと

すればするほど

風は強く吹く

痛い思いや

辛い思いも

するだろう

それでも

夢や希望があれば

命は大きく燃え上がる

夢や希望が

傷を癒してくれる


夢や希望は

ひとから教えてもらう

ものではない

自分の心の奥底から

見出すものだ

命が輝いてこそ

生きている


命よ 輝け

輝いて 輝いて

周りのひとびとも

照らすのだ

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