第41話
「痛いか、真治よ。この世界は、仮想現実なのに痛みを感じるとは …宜しい、ケイゴよ。ではこの剣を持って、真治の身体を切り裂いてみよ」
そう言うと、この初老男性は、後ろからゆっくりと切っ先の鋭い剣を取り出した。
これも、いつ持っていたか分からなかった俺は、「…圭吾。嘘だよな!?お前は、こんな奴では無いだろ?いつも、俺と志帆の事をどんな時も助けてくれたじゃん。こんな事、出来るワ…」
そう、言い掛けて倒れ込んだ俺の真上に、鋭く光った剣が振り落とされ様としていた。 その時、俺はこの初老男性とアクビの言っていた事を思い出した。
〈世界は、俺がどう想うかで変化していくッて………〉 ___ そして…
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