第29話
そして…俺達3人は気付いた時には、見知らぬ遠い未来の大都市の様な場所に居た。
周りには、ロボットが闊歩し宇宙船の乗り物がそこら中に飛び交っていた。
土星みたいな輪っかの有る惑星や、月も異常に近くに有る事が分かった。
そう、ここはまるで某宇宙映画に出てくる様な世界だった。
俺達三人は 「ここは…!?」とお互い、顔を見合せ状況が良く理解出来ない様子だった。
しかし、三人共きちんと意識は有り、俺の目の前に居たのは、紛れもなく志帆と圭吾だった。
俺は、「こんな筈じゃ無かったんだけど…!?」と、二人にあの時、どんな事を想像したか聞いてみた。
圭吾は「僕は、今よりも全てが発展している様な世界を想像したんだけど」志帆は「私は、何も考えてなかったかな?ただ、真治と圭吾に想いを寄せただけで」と返してきた。
そして志帆が「ここは、何処なの!?私達、ちゃんと元居た世界に帰れるの?」と聞いてきた。
俺は、「大丈夫だよ。このゴーグルが有れば直ぐに帰れるさ」と、二人がこれ以上不安にならない様返してみた。
すると、後ろからたどたどしい声が聞こえた。
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