第15話
俺は少し馬鹿にされた様な気がして、ちょっとムッとしたが
「なぁ、この世界ってイツから有るの?後、お前達って何物なんだ?」
俺は目の前を歩いているアクビに、愚直な感想をぶつけてみたら「…そうだね。それは君がこの、世界に来た時からだね。
後、僕達の存在は君がどう思うかで変化していくよ」
「はッ!?」俺は、アクビの言っている事が良く分からず、頭が可笑しくなった様な感じがした。
「は、何言ってるの!さっき、自分の年齢も教えてくれたじゃん?もしかして、嘘でもついたのか?」
俺の問い掛けに、アクビは口許に笑みを浮かべながら(その笑みは、屋根裏で親父が俺にした笑みにそっくりだった)
「ま、そのうち分かるよ」とだけ、返していた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます